カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

V-Strom1000で行く日本[13]

投稿日:2015年11月9日

一直線に高湯温泉へ

2015年9月13日(福島一周)

 翌朝は朝湯に入り、朝食を食べ、飯坂温泉の「橋本館」を出発。いったん福島駅前まで行き、福島駅西口から県道70号で一直線に高湯温泉へとV−ストローム1000を走らせる。「奥羽三高湯」のひとつとして知られる高湯温泉は標高750メートル。なお「奥羽三高湯」というのは山形県の蔵王温泉(最上高湯)、同じく山形県の白布温泉(白布高湯)、それと福島県の高湯温泉(信夫高湯)の3湯。ここでは共同湯の「あったか湯」(入浴料250円)に入った。湯量豊富な白濁の湯。館内の案内には次のように書かれている。

あったか湯は高湯温泉旅館協同組合で運営しております。温泉は自噴の硫黄泉を自然落差で引湯し湯船で溢れさせている掛け流し方式です。お風呂は男風呂・女風呂・貸切風呂の3種類で、循環させておりませんので浴槽は大きくありません。すべて半露天風呂ですので天候にご注意ください。

 東北の名湯に入り、さっぱりとした気分で日本屈指のスカイライン、磐梯吾妻スカイラインに向かっていく。この磐梯吾妻スカイラインとレークライン、ゴールドラインの「福島三大ルート」がすべて無料化されたのは、我々ライダーにとっては何ともうれしい限りだ。吾妻連峰を越えていく磐梯吾妻スカイラインには、吾妻山の噴火警戒レベル2が発令され、規制がかかっていた。夜間(17時〜7時)は通行止。入口には「ゲートは午後5時で閉鎖します。スカイラインを通り抜けるのには1時間以上かかりますので、午後4時以降の進入はご遠慮願います」と書かれた案内板が立っていた。

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▲「橋本館」から見る十綱橋

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▲「橋本館」の朝湯に入る

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▲「橋本館」の朝食

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▲「橋本館」を出発

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▲福島駅西口

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▲高湯温泉「あったか湯」

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▲磐梯吾妻スカイラインに入る

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▲噴火警戒レベル2の案内板

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