カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

東北四端紀行[35]

投稿日:2017年4月3日

西端編 3 湯めぐりはつづく

2009年9月10日~10月9日

小栗山温泉の民宿「文伍」

小栗山温泉の民宿「文伍」

 東北西端の温泉めぐりはつづく。

 金山町の中心、会津川口でいったん国道252号を離れ、スズキDR−Z400Sを走らせて国道400号で昭和村へ。その途中では第4湯目の小栗山温泉「民宿文伍」(入浴料300円)の湯に入り、つづいて第5湯目の八町温泉と第6湯目の玉梨温泉の2湯に入った。只見川支流の野尻川右岸に八町温泉、左岸には玉梨温泉の共同浴場がある。それぞれの協力金箱に200円を入れて湯に入った。八町温泉は混浴、玉梨温泉は男女別の湯。ここまでが金山町の温泉になる。

小栗山温泉の民宿「文伍」の内風呂小栗山温泉の民宿「文伍」の露天風呂八町温泉の共同浴場

小栗山温泉の民宿「文伍」の内風呂 小栗山温泉の民宿「文伍」の露天風呂 八町温泉の共同浴場

八町温泉の共同浴場の湯船玉梨温泉の共同浴場玉梨温泉の共同浴場の湯船

八町温泉の共同浴場の湯船 玉梨温泉の共同浴場 玉梨温泉の共同浴場の湯船

昭和温泉「しらかば荘」

昭和温泉「しらかば荘」

昭和温泉「しらかば荘」の湯船

昭和温泉「しらかば荘」の湯船

 金山町から昭和村に入ると、第7湯目の昭和温泉「しらかば荘」(入浴料500円)の湯に入った。無色透明の高温湯だ。

 昭和温泉からさらに国道400号を行き、昭和村役場の前を通り、道の駅「からむし織の里しょうわ」まで行く。ここでは古代布のからむし織が見られる。「織姫交流館」ではからむし織の体験ができるし、「からむし工芸博物館」ではからむし織の歴史がわかる。「郷土食伝承館・苧麻庵」ではこの地方の郷土料理を食べられる。

 カラムシはイラクサ科の多年草で、別名「苧麻」。越後上布などの原材料になっている。昭和村は日本で唯一のイラクサの栽培地なのだ。

道の駅「からむし織の里しょうわ」道の駅「からむし織の里しょうわ」の「織姫交流館」道の駅「からむし織の里しょうわ」の「からむし工芸博物館」

道の駅「からむし織の里しょうわ」 道の駅「からむし織の里しょうわ」の「織姫交流館」 道の駅「からむし織の里しょうわ」の「からむし工芸博物館」

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