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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[315]

投稿日:2022年7月26日

四国一周編 9(2020年5月31日)

讃岐の国府めぐり(その1)

大三島の旅館「富士見園」の朝食

大三島の旅館「富士見園」の朝食

大三島ICからしまなみ海道に入る

大三島ICからしまなみ海道に入る

高松道の豊浜SAで食べた「讃岐うどん」

高松道の豊浜SAで食べた「讃岐うどん」

高松道の善通寺ICで高速を降りる

高松道の善通寺ICで高速を降りる

 5月31日、大三島の旅館「富士見園」の朝食を食べて出発。大三島ICからしまなみ海道に入り、今治に戻ると、国道196号→今治小松道→松山道→高松道で香川県に入った。さー、「讃岐編」の開始だ。

 讃岐といえば「讃岐うどん」。まずは高松道の豊浜SAで「讃岐うどん」を食べた。コリコリシコシコした食感のうまいうどん。揚げ豆腐とちくわ天のトッピング。

 高松道の善通寺ICで高速を降り、善通寺の町に入ると、うどん専門店で「ぶっかけ」を食べた。すごい歯ごたえ。腰の強いうどんだ。

「四国八十八ヵ所」第75番札所の善通寺を参拝。ここは空海誕生の地だけあって、四国八十八ヵ所の中でも飛びぬけて大きい寺。参拝客も多く、大駐車場は車でびっしりと埋め尽くされている。観光バスも多い。お遍路さんよりも一般の参拝者の方がはるかに多い。

 善通寺は東院と西院に分れ、東院には金堂(本堂)、五重塔、釈迦堂がある。境内には樹齢千数百年の大楠。西院には御影堂(大師堂)、地蔵堂、宝物館がある。御影堂には大師の自画像がまつられ、50年に一度、開帳される。次回の開帳は2035年とのこと。宝物館には大師ゆかりの品々が展示されているが、錫杖は唐(長安)留学中に密教の師の恵果から授けられたものだという。

善通寺のうどん店で食べた「ぶっかけ」善通寺の案内板第75番札所善通寺の境内案内図

善通寺のうどん店で食べた「ぶっかけ」 善通寺の案内板 第75番札所善通寺の境内案内図

善通寺の仁王門善通寺の金堂善通寺の五重塔

善通寺の仁王門 善通寺の金堂 善通寺の五重塔

金刀比羅宮の門前

金刀比羅宮の門前

金刀比羅宮門前の「こんぴらうどん」の店

金刀比羅宮門前の「こんぴらうどん」の店

「鳥天ぶっかけ」を食べる

「鳥天ぶっかけ」を食べる

 善通寺から琴平へ。ここでは金刀比羅宮を参拝する前に、門前の「こんぴらうどん」の店で「鳥天ぶっかけ」を食べた。腰の強い麺。讃岐うどんの魅力は麺の腰の強さだ。

 讃岐路を走っていると、すぐに目につくのは「讃岐うどん」とか「手打ちうどん」、「饂飩屋」といったうどん屋の看板。うどん屋に入ると、種類の豊富さに驚かされる。釜あげうどんや湯だめ、しっぽくうどんなど、他地方ではあまり見かけない。香川県民のうどん消費量は断トツで日本一!

「こんぴらうどん」を食べると、金刀比羅宮へ。大汗をかいて本宮まで登ったが、展望台からの眺めは絶景。左手に讃岐富士が見えている。

 琴平からは国道32号で香川・徳島県境(讃岐・阿波国境)の猪鼻峠へ。峠のトンネルを走り抜けると、吉野川の河畔まで下り、そこで折り返した。

金刀比羅宮参道の石段を登っていく金刀比羅宮の旭社金刀比羅宮の本宮

金刀比羅宮参道の石段を登っていく 金刀比羅宮の旭社 金刀比羅宮の本宮

金刀比羅宮の展望台からの眺め琴平から国道32号で猪鼻峠へ猪鼻峠を越えて吉野川の河畔まで下る

金刀比羅宮の展望台からの眺め 琴平から国道32号で猪鼻峠へ 猪鼻峠を越えて吉野川の河畔まで下る

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