ジクサー150分割日本一周[333]
投稿日:2022年9月2日
中部一周後編 4(2020年6月3日)
加賀の国府めぐり
6月3日4時30分、JR北陸本線の小松駅前を出発し、加賀の国府めぐりを開始する。小松市は加賀の国府所在地なのだ。国道360号で小松郊外の古府(ふるこ)町へ。ここが加賀国府跡。
仏生寺山古墳群とロードパーク「なかうみの里」を見てまわったが、ロードパーク「なかうみの里」からは白山が見えた。
そして古府の町に入って行く。
一時期は加賀総社の役割も果たしたという徳橋神社を参拝し、古府の中心にある「古府会館」へ。ここのバス停は「古府」。古府の案内図を見ると、国府小学校と国府中学校がある。小中学校ともに「国府」というのがすごいではないか。
JR北陸本線の小松駅前を出発 | 国道360号沿いの水田地帯 | 仏生寺山古墳群 |
ロードパーク「なかうみの里」 | 「国府路」の交通安全の看板 | 加賀総社の役割も果たした徳橋神社 |
古府の中心の「古府会館」 | 古府のバス停 | 古府の案内図 |
古府の集落の外れにある加賀総社の石部神社を参拝。神社の由緒には次のように書かれている。
弘仁14年(823年)、越前国から分かれて加賀国ができた。その府庁のあった所がこの近くである。その南に当社はすでに祀られていたと伝えられる。府の南にあったので府南社とも称え、この地を府南山と号した。
当時、国司は毎月1日に加賀の主な神社8社を廻り参詣した。やがて当社を加賀国総社とし、ここを参拝することによって8社を廻ることに代えた。当時の当社の隆盛と規模の雄大さは、加賀国第一であったと言われている。後略
こんもりとした鎮守の森に囲まれた石部神社は今でこそ寂れかかっているが、由緒にもあるように往時は大変な隆盛を誇ったようだ。石部神社境内の総面積は3438坪もあるという。
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