第208回 安ヶ森林道
投稿日:2012年1月29日
2010年 林道日本一周 日帰り林道走破行
貸切状態の露天で高速の疲れを一掃、林道アタック
「林道日本一周」の最終ステージは、スズキの250ccバイク、ビッグボーイを走らせての「日帰り林道走破行」だ。
2010年10月7日4時30分、神奈川県伊勢原市の我が家を出発。東名→首都高経由で東北道に入っていく。
6時30分、佐野SAに到着。ここで朝食にする。
佐野SAといえば、条件反射のようにラーメンを食べたくなる。ということでいつものように「佐野ラーメン」(600円)を食べた。幅広、縮れのシコシコ麺をよ〜く味わって食べた。
7時30分、宇都宮ICに到着。ここからは日光道(日光宇都宮道路)で今市へ。
今市からは国道121号を北上。川治温泉では混浴露天風呂「薬師の湯」に入ろうとしたが、残念…、10時からだった。
さらに国道121号を行き、五十里湖畔で国道を左折。湯西川温泉に向かっていく。その途中では湯西川ダムが建設中。
湯西川温泉に到着すると、すぐさま湯西川の河畔にある共同浴場へ。湯銭箱に200円入れ、さっそく混浴の共同浴場の湯につかる。入浴客は自分1人。
「クワーッ!」
と思わず声が出る。
伊勢原から湯西川温泉までビッグボーイで走ってきた疲れがいっぺんで吹き飛ぶ。この温泉効果は絶大だ。
湯西川温泉の湯から上がると、意気揚々とした気分で安ヶ森林道に入っていく。
栃木県側は舗装林道。峠に向かっていくとタイトなコーナーでは路面に白砂が浮いているが、これがクセモノ。注意しないとステーンと転倒し、痛い目にあいかねない。
あまり展望のよくない安ヶ森林道だが、高度を上げると樹林の切れ目から関東と東北の境を成す帝釈山脈の山並みが見えてくる。そして栃木・福島県境の安ヶ森峠(1160m)に到達。安ヶ森山(1353m)西側の峠だ。
安ヶ森峠を越えて福島県側に入るとダートになる。舗装林道からダート林道に入ると、わけもなく嬉しくなってしまうのが、我ら「林道派ライダー」の習性というものだ。
峠から一気に鱒沢川の谷へと下り、東北ならではの渓流美を見ながら渓流沿いのダートを走る。植林地帯に入ると路面は良くなり、ストレート区間が長くなり、15・2キロのダートを走りきって国道352号に出た。
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル関東甲信越 72→81→89