環日本海ツーリング[44]
投稿日:2012年4月15日
鳥海山の恵みは沿岸にももたらされている
羽越本線の酒田行き電車は、県境の三崎を越えて山形県に入った。
最初の駅は女鹿。女鹿の家並みの中央には鳥海山の湧水、「神泉の水」がある。女鹿のみなさんにとってはなくてはならない湧水。飲水から洗濯まで6つに仕切られて使われている。このあたりの日本海一帯には鳥海山からの膨大な湧水が湧き出ているとのことで、湧き出し口の周辺は名産の岩ガキの産地になっている。
日本海沿いの湯ノ田温泉の温泉旅館前を通り、吹浦駅に到着。ここには出羽国の一の宮、大物忌神社の里宮がある。本宮は鳥海山の山頂だ。
吹浦を過ぎると列車は庄内平野に入っていく。鳥海山は大きく見えてくるが、残念ながらすっぽりと雲がかかっている。
遊佐、南鳥海、本楯と通って11時39分、酒田に到着。ここでは1時間以上の待ち時間があるので駅を出た。
駅近くの食事処「さわぐち」で昼食。「さわぐち定食」(1575円)を食べた。
刺身、焼き魚、天ぷら、茶碗むし…と、時間を気にすることなく、ゆったり気分で食べられた。
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