アドレス日本一周 west[47]
投稿日:2013年1月15日
紀伊の一宮
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和歌山港に上陸すると、アドレスを走らせ和歌山の中心街へ。
和歌山県庁の前を通り、和歌山城角の交差点でアドレスを止める。ここが浜松を起点にする国道42号の終点。ここはまた京都から奈良経由で和歌山に通じる国道24号の終点であり、大阪から和歌山に通じる国道26号の終点にもなっている。
「和歌山」というのは紀ノ川の沖積平野にポツンと立つ小丘の名前。
天正13年(1585年)、豊臣秀吉が山頂に和歌山城を築き、弟の秀長の居城になった。江戸時代は徳川御三家の紀伊家の居城。和歌山は元々は岡山といわれていた。その岡山と景勝地として名高い和歌浦が合成されて「和歌山」になったようだ。
まずは城下町、和歌山のシンボルの和歌山城を見てまわる。搦手門の岡口門から入り、石段を登り、天守閣を見た。
次に和歌山城前の道を東にまっすぐ走り、紀伊の一宮に行く。ここには日前神宮と国懸神宮の2社がある。両社は同じ境内に隣りあっている。
駐車場にアドレスを停め、うっそうと樹木のおい茂る参道を歩く。和歌山の市内にいるとは思えないような緑の豊かさ、そして静けさ。これが一宮の魅力というものだ。
T字にぶつかると、最初に左の日前神宮、次に右の国懸神宮という順に参拝した。
日前神宮の神社名は「ひのくまじんぐう」。ここは南海電鉄の日前宮(にちぜんぐう)駅近くにあるが、この駅名からわかるように、地元のみなさんは「にちぜんぐう」と呼んでいるようだ。国懸神宮の方は「くにかかすじんぐう」になる。
紀伊の一宮の参拝を終えると、「和歌山の十字路」の和歌山城角の交差点に戻った。