カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[129]

投稿日:2013年12月17日

日本唯一の油田地帯

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2008年12月14日

 八郎潟干拓地の大潟村をまわったあと、国道101号を南下する。八郎潟干拓地を貫く一直線の県道42号とは打って変わって、曲がりくねった狭路の国道。いくつもの集落を通り抜けていく。
 野石の十字路で右折する国道101号と分かれ、ここからは直進の県道54号を行く。すると左手には福米沢油田を見る。バッタのような形をしたポンプが原油をくみ上げている。この一帯は日本唯一の油田地帯。海岸近くの申川油田が日本最大だ。
 県道54号から県道59号に入り、男鹿半島へ。JR男鹿線の終点、男鹿駅前でアドレスを止めた。男鹿駅を拠点にして、時計回りで男鹿半島を一周するのだ。
 まずは男鹿半島最南端の鵜ノ崎でアドレスを止め、遠浅の海の風景を眺めた。
 次に礒釣りのポイントで知られる男鹿半島南西端の潮瀬崎でアドレスを止め、岬の岩場を歩いた。ここには灯台がある。灯台の近くには日本海に向かって吠えるような形をした「ゴジラ岩」もある。目を引くのは帆掛島。その名のとおり、帆を張った千石船のようにも見えるし、ミニ軍艦のようにも見える大岩だ。
 男鹿半島の2つの岬、鵜ノ崎と潮瀬崎の風景は目の底に残った。

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福米沢油田
福米沢油田の原油タンク


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県道54号から見る寒風山
JR男鹿線の男鹿駅


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鵜ノ崎からの眺め
潮瀬崎を歩く


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潮瀬崎の灯台とゴジラ岩
潮瀬崎突端の岩場


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潮瀬崎から見る帆掛島


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