カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[016]

投稿日:2014年4月5日

白装束でバイクに乗る

四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月10日
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第2番の極楽寺山門

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極楽寺の長命杉

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極楽寺本堂

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極楽寺大師堂

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昼食の釜あげうどん

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眉山の桜

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眉山から徳島を見下ろす

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巡礼用の白装束

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巡礼用の頭陀袋

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これが頭陀袋の中身

 四国88番第1番の札所、霊山寺の参拝を終えると、県道12号で第2番札所の極楽寺へ。白装束をバイクのウエアの上にはおり、輪袈裟を首にかけ、諸々入った頭陀袋を肩にかけるという格好でアドレスV125Gを走らせる。
 吉野川の北側を通る県道12号はさながら巡礼街道だ。この県道沿いには第1番の霊山寺から第10番の切幡寺までがある。
 霊山寺から1・4キロで第2番札所の極楽寺に到着。朱に塗られた山門で合掌。ここは行基(668年〜749年)開創の寺で、本尊は阿弥陀如来。その阿弥陀如来像は弘法大師の作だといい伝えられている。
 境内には樹齢1200年の長命杉。この杉も弘法大師のお手植だといわれている。
 本堂ではお札を納め、ローソクに灯をつけ、線香をあげる。
「をんさんまやさとばん」
 と3度、真言を唱え、般若心経を1巻あげる。霊山寺ではつっかえつっかえあげていた般若心経だが、極楽寺ではすこしはスムーズにあげられるようになった。
 そのあと、「おんあみりたていせいからうん」と阿弥陀如来の真言を3度、唱える。
 同じようにして大師堂を参拝する。
 最後に納経所で納経帳に墨書きしてもらい、本尊の御影(墨絵)を保存帳に差し込み、納経代として300円を払う。賽銭が本堂100円、大師堂100円、合わせて200円と決めているので、1寺あたり500円。88寺を合計すると44000円になる。
 山門を出るときに合掌し、極楽寺での参拝を終え、いったん徳島に戻った。
 讃岐うどんの店「きのや」で昼食。「釜あげうどん」を食べる。手打ちの讃岐うどんはしっかりとした腰があって美味。「たらいうどん」で知られる徳島だが、香川のみならず、ここでもうどんはうまい。
 徳島ではスズキの販売店、「SBSブルースカイ」でアドレスのオイル交換をしてもらい、そのあと四国でも有数の展望台、眉山に登った。
 眉山の山頂からは徳島の市街地を一望。吉野川の河口もよく見える。散り始めた桜の下でしばらくは徳島を眺めつづけた。
 夕食は市内のラーメン店「いのたに」で、人気の「徳島ラーメン」を食べる。短めの自家製麺。豚のバラ肉と生卵がのっている。
 日が暮れたところで徳島駅に戻り、「東横イン」に連泊する。
 第1番の霊山寺と第2番の極楽寺の参拝を終え、「四国八十八ヵ所」の巡礼の仕方がわかったので、すごく楽な気分になった。

より大きな地図で アドレス日本巡礼(四国八十八ヵ所)2 を表示

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