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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[020]

投稿日:2014年4月11日

遍路ころがし

四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月11日
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第11番・藤井寺の山門

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藤井寺本堂

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狭路の舗装林道を行く

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吉野川を見下ろす

 第10番札所の切幡寺の参拝を終えると、県道12号を横切り、吉野川の沈下橋を渡り、中島に入っていく。さらにもうひとつの沈下橋を渡って対岸へ。国道192号経由で第11番の藤井寺に行く。ここは弘法大師42歳の時の開基といい伝えられている。5色の藤が植えられたところから藤井寺の寺号がある。今でも境内には藤がたくさん植えられ、5月の上旬には白や紫の見事な花を咲かせるという。
 藤井寺の参拝を終えると、第12番の焼山寺へ。いよいよ難所の「遍路ころがし」に入っていく。焼山寺はこの1寺のみがポツンと離れて四国山中にある。
 焼山寺に向かって登るにつれ、吉野川の流れを見下ろす。その向こうには讃岐山脈の山並みが連なっている。舗装林道を走り、県道43号の峠を越え、さらに急坂の山道を登って標高800メートルの焼山寺に到着。アドレスV125Gのパワフルさをあらためて確認できた焼山寺への道だった。
 ここは古くからの修験の修行地で、役小角が開基したという。山岳宗教の拠点となるほどの山深さ。山門を抜け、杉木立の参道を歩き、本堂と大師堂に参拝した。
 焼山寺からは県道43号→国道438号で神山へ。
 神山の旅館「さくらや」に飛び込みで行くと、ちょうどうまい具合に1部屋だけ空いていて泊まれた。宿を確保すると、町中の食堂「重盛」で夕食。「うどん定食」(650円)を食べた。

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四国山中の風景 県道43号で焼山寺へ 第12番・焼山寺の山門

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焼山寺本堂 夕食の「うどん定食」 神山の旅館「さくらや」


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