アドレス日本巡礼[033]
投稿日:2014年4月26日
高知市街を一望
第30番札所の善楽寺の参拝を終え、県道384号で「一宮」の交差点を通り、高知の中心街に向かっていく。
「一宮」は前回ふれたように土佐の一宮に因んだ地名。これで「いっく」と読むが、地元の人しか読めない地名だ。近くのJR土讃線の「土佐一宮」駅も「とさいっく」になる。
高知駅前から「高知の十字路」のはりまや橋へ。ここは高松からの国道32号の終点であるのと同時に、松山への国道33号の起点になっている。
はりまや橋から国道32号経由で第31番札所の竹林寺へ。
「高知の展望台」の標高138メートルの五台山を登っていく。その山頂近くに竹林寺がある。緑豊かな寺。本堂、大師堂と参拝し、見事な五重塔を見る。
竹林寺の参拝を終えたところで、五台山の展望台に立った。絶景だ。高知の町並みを一望し、奥深くまで切れ込んだ浦戸湾を見下ろす。高知の町並みのすぐ背後まで山々が迫っているのがよくわかる。
五台山から高知駅前に戻った。時間は18時45分。電話ボックスの電話帳での宿探し。伊野の「かんぽの宿」が目にとまる。すぐさま電話すると宿泊OK。おまけに夕食も用意してくれるという。これも弘法大師のおかげというものか。
「すぐに行きますから!」
といって電話を切ると、アドレスV125Gのエンジン全開で国道33号を走り、19時30分、伊野の「かんぽの宿いの」に到着。ここは伊野温泉。速攻で湯に入り、湯から上がると生ビールで乾杯。そのあとブリとアオリイカ、マグロのお造り、シラウオ、タケノコと若鶏のワサビ味噌焼き、野菜の煮物という夕食を食べた。ご飯はタケノコ飯。夕食を食べ終わったところで、ゆっくりと大浴場の湯に入りなおしすのだった。
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