アドレス日本巡礼[147]
投稿日:2014年9月29日
最高の走行距離
阿南からは国道195号で高知に向かっていく。那賀川の清流を見ながら走る。じつにきれいな流れ。あまりの渓流美にアドレスを何度か、止めた。
県境の四ツ足峠(トンネル)を越え、高知県に入る。
峠下のべふ峡温泉(入浴料600円)の湯に入っていく。まわりの山々の緑を眺めながらゆったり気分で湯につかった。
さっぱりした気分で大栃へ。山上の集落をいくつも見る。ここでは谷間ではなく、山上が生活の舞台になっている。
土佐山田(香美市)、後免(南国市)と通り、17時、高知に到着。連日の高知。高知の中心のはりまや橋から高知駅前まで行った。
さー、ここからが勝負だ。
「行くぞ!」
高知から高松へと四国を縦断し、さらに徳島まで行くつもりなのだ。はたしてうまくいくかどうか…。
17時15分、高知駅前を出発。国道32号で高松を目指す。根曳峠を越え、大歩危を通り、池田までは前日と同じコース。池田着は18時45分。池田から吉野川を渡り、県境の猪ノ鼻峠(トンネル)を越えて香川県に入る。琴平を通り、高松に到着したのは20時。高松から国道11号で徳島に向かう。途中、志度で夕食。チェーンのうどん店「はなまる」で天ぷらつきの「ぶっかけうどん」(850円)を食べた。
疲れきった体にムチ打って、さらに夜の国道11号を走る。香川・徳島の県境を越え、鳴門を通り、24時、日付の変る前に徳島駅前に到着した。
「やったね!」
第2弾目の「徳島→徳島」は445キロ。
今日一日では525キロを走った。
今回の「四国八十八ヵ所めぐり」では最高の走行距離だ。目いっぱい走ったという満足感のおかげで、疲れも吹っ飛んだ。
徳島駅前の「東横イン」に泊ったが、「1日525キロ」のおかげで快眠をむさぼった。カソリはバイクに乗ると、1キロでも多く走りたいのである。