カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[173]

投稿日:2014年11月2日

碓氷峠に到達

西国三十三ヵ所めぐり 2009年5月13日

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新町宿の新町駅前

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倉賀野宿の追分

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高崎の中心街

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板鼻宿の道祖神

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板鼻宿を流れる碓氷川

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安中宿お武家屋敷

 アドレスV125Gを走らせ、上州(群馬県)の中山道を行く。新町宿を通り倉賀野宿へ。倉賀野宿の入口は中山道と日光に通じる例幣使街道の追分。そこには道標と常夜灯があり、閻魔堂が建っている。

 例幣使街道については、案内板に次のように書かれている。

「日光例幣使街道は13宿中、上州5宿(玉村・五科・芝・木崎・太田)、野州8宿となっている。正保4年(1647年)に第1回の日光例幣使の派遣があって以来、慶応3年(1867年)の最後の例幣使派遣まで、221年間、1回の中止もなく継続された」

 倉賀野宿を過ぎると高崎宿だ。

 高崎は伊井直政の城下町。昔から商業の町としてもにぎわってきた高崎だが、その中心は高崎駅に近い田町。国道17号と国道18号の分岐点から国道18号に入っていく。

 東京から高崎までは国道17号が中山道に相当する。高崎を過ぎると信濃追分までは国道18号が中山道に相当する。さらにいえば佐久までは県道、佐久から下諏訪までは国道142号、下諏訪から塩尻までは国道20号、塩尻からは国道19号…と、次々に変っていく。このあたりが国道1号の東海道との大きな違いだ。

 高崎宿の次は板鼻宿。ここは碓氷川の「徒歩(かち)渡し」で知られていたが、増水すると川止めになるので、50軒を超える旅籠があった。板鼻宿の次は安中宿。ここには安中藩の武家屋敷が残っている。安中宿を過ぎると「上毛三山」のひとつ、妙義山が大きく見えてくる。松井田宿から見る妙義山の眺めは目に残る。

 松井田宿を過ぎると、名物の横川の「釜めし」を食べ、坂本宿を通って碓氷峠へ。旧道の峠道沿いの樹林は目が染まるほどの濃い緑。アドレスのアクセルを開いて峠道を登り、群馬・長野県境の碓氷峠に到達した。

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松井田宿から眺める妙義山 横川の「釜めし」 坂本宿の中山道

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碓氷峠を目指して登っていく 碓氷峠の樹林 群馬・長野県境の碓氷峠

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