V-Strom1000で行く日本[42]
投稿日:2016年1月4日
新潟を目指す
9月23日5時、京都・四条大宮の「東横イン」を出発。昨夜というか、今朝というか、寝たのは3時なので、2時間にも満たない睡眠。しかし、わずか2時間でもグッスリ眠れたので気分は壮快。国道9号の五条通に出ると、国道1号と合流する堀川五条の交差点を通り、烏丸五条の交差点の手前でV−ストローム1000を止めた。この烏丸五条の交差点が国道9号の起点であり、国道8号の終点になっている。さらに奈良から和歌山に通じる国道24号の起点であり、途中峠、花折峠、水坂峠を越えて若狭に通じる国道367号の起点にもなっている。
そんな「京都の十字路」の烏丸五条の交差点から国道8号を走り、新潟を目指すのだ。 逢坂山峠を越えて滋賀県に入り、大津、草津と通って栗東までが国道1号との重複区間になっている。
草津では旧東海道&旧中山道の草津宿に立ち寄る。ここが東海道と中山道の追分(分岐点)。草津追分から京都の三条大橋までは、「江戸五街道」の東海道と中山道の重複区間。草津宿には本陣が残り、その斜め前が草津追分になっている。京都の方向から行くと、中山道が直進で、東海道が右折になる。追分の目の前は土盛りした高架橋になっているが、それは道路ではなく川なのだ。琵琶湖に流れ込む天井川の草津川が高架橋の上を流れている。
草津宿のミニ探訪を終えると、国道8号(国道1号)に戻る。
栗東の分岐で国道1号と分かれ、国道8号を行く。草津から途切れることなくつづく町並みの向こうに朝日が昇る。やがて正面には近江富士の三上山(432m)が大きく見えてくる。三上山が後に去ると、国道8号沿いには、湖東の平野が広がった。