V-Strom1000で行く日本[55]
投稿日:2016年1月24日
東北ツーリングの拠点
象潟の道の駅「象潟」を出発。国道7号を北へ。金浦では旧道で金浦の中心街に入り、JR羽越本線の金浦駅や金浦漁港、漁港周辺の古い家並みを見てまわる。次の仁賀保でも旧道に入り、「TDK歴史館」(入館無料)を見学。世界のTDKはこの地で生まれた。象潟、金浦、仁賀保の3町は2005年10月に合併し、今ではにかほ市になっている。
仁賀保を過ぎると由利本荘市に入り、左手に日本海を見ながら走る。西目では道の駅「にしめ」でV−ストローム1000を止め、隣接する「にしめの湯っ娘ランド」の湯に入り、湯から上がると、道の駅のレストランで「本荘うどん 天ぷら冷」(970円)を食べた。本荘うどんは稲庭うどん風の細麺で、シコシコした腰の強い麺。そんな本荘うどんのザルにカラッと揚げた天ぷらがついている。
本荘に到着すると、国道7号から町中に入っていく。本荘は本荘藩2万石の城下町。ここは「東北ツーリング」のきわめて重要な拠点で、国道105号、国道107号、国道108号の3本の国道の起点になっている。国道107号と国道108号は東北横断国道だ。国道107号は大船渡、国道108号は石巻と、太平洋岸が終点になっている。国道105号は盛岡が終点だが、そのまま国道106号を走れば太平洋側の宮古まで行けるので、やはり東北横断国道のようなものだ。
豪壮な山門の永泉寺を参拝し、子吉川河岸の本荘漁港を見た。