東北四端紀行[13]
投稿日:2017年2月15日
東端編 2 三陸海岸を走る
陸前高田の民宿「吉田」の朝食を食べて出発。陸前高田からは県道38号で広田半島を一周する。広田半島では県道38号の新道と旧道が交錯しているので、半島内のすべての道が県道38号という感じで、4方向が県道38号という交差点もある。すべての道の表示が県道38号という道標もある。
広田半島の中心の広田から広田漁港を見たあと、広田半島最南端の地の広田崎に行った。駐車場に相棒のスズキDR−Z400Sを停めると、遊歩道で岬の突端まで下り、そこから常緑樹で覆われた青松島と日本有数のウミネコの繁殖地の椿島を見た。反対側に目を向けると、広田湾の対岸には長々と唐桑半島が延びている。広田崎は三陸海岸屈指の絶景岬だ。
つづいて黒崎へ。まずは岬の入口にある黒崎神社を参拝し、そこから黒崎までは歩いていく。10分ほど歩くと黒崎だ。黒崎仙峡の岩の割れ目がすごい。黒崎の突端まで行って戻ると、黒崎仙峡温泉の湯に入った。
JR大船渡線の線路を渡り、陸前高田市から大船渡市に入ると、広田半島から末先半島へと半島が変わる。末崎半島最南端の碁石岬へ。岬入口の駐車場から松林内の遊歩道を歩き、碁石岬の展望台に立った。対岸には広田半島が大きく見える。その突端に見える岬は黒崎。こうして岬から岬を見るのはいいものだ。碁石岬から戻ると、駐車場前の食事処「岬」で、鮮度満点の「海鮮丼」を食べるのだった。