ジクサー150分割日本一周[231]
投稿日:2021年7月14日
北海道一周編 49(2020年4月15日)
北海道遺産の稚内港北防波堤ドーム
日本最北の駅、JR宗谷本線の稚内駅前を出発。駅近くの稚内港北防波堤ドームに行く。ここは北海道遺産。北防波堤ドームは総延長427メートルの半アーチ式ドームで、古代ローマ風の美しい建造物だ。稚内と樺太(サハリン)の大泊(コルサコフ)を結ぶ旧稚泊航路の岸壁を守る施設として造られ、強風と荒波を防ぐ防波堤の役目を果たした。
その役割は今でも果たしつづけている。
それにしてもなつかしい稚内港の北防波堤ドーム。
1991年には北防波堤ドーム前の岸壁でロシア船「ユーリー・トリフォーノフ号」(4600トン)にバイクともども乗り込み、サハリンのホルムスク(旧真岡)に渡った。ぼくにとっては初めてとなるこの時のサハリンが目に浮かんでくる。
稚内港の北防波堤ドームを後にすると、海沿いの道を走り、ノシャップ岬の稚内灯台へ。灯台の真下にジクサー150を止めた。
赤白2色の稚内灯台は高さ43メートルで、北海道一のノッポ灯台。日本でも2番目の高さになる。
稚内灯台の先は、恵山泊漁港公園になっている。広場の中央にはノシャップ岬のモニュメント、突端にはノシャップ岬の木標が立っている。
日本本土最東端の岬はノサップ岬(納沙布岬)で、稚内はノシャップ岬とまぎらわしいが、ノシャップ岬は漢字で表記すると野寒布岬になる。
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