ジクサー150分割日本一周[240]
投稿日:2021年9月11日
北海道一周編 58(2020年4月16日)
三浦綾子の小説『塩狩峠』の舞台
国道40号の塩狩峠に到達するると、JR宗谷本線の線路脇にある「塩狩峠」碑の前にジクサー150を止めた。
峠上には塩狩駅がある。「長野政雄氏殉職の地」碑も建っている。
旧国鉄職員の長野政雄氏は、明治43年(1909年)2月28日に発生した鉄道事故で、自らの命を犠牲にして多数の乗客を救った。
塩狩峠は三浦綾子の小説『塩狩峠』の舞台だが、その長野政雄氏の生涯を描いた名作で、映画化もされた。
塩狩峠は我がなつかしの峠。峠上には塩狩温泉の「塩狩温泉観光ホテル」があった。そこには「東京→サハリン」(1991年)の時に初めて泊ったのだが、その後、「北海道の峠越え」や厳冬の「北海道一周」、「50代編日本一周」(2000年)の時に泊った。その温泉宿も今はない。天塩の温泉の中では、明治38年(1905年)開湯の五味温泉がもっとも古く、それに次ぐのが大正10年(1921年)開湯の塩狩温泉だった。
Category: ジクサー日本一周