カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

5月11日 勿来漁港→勿来関

投稿日:2011年5月27日

頑張ってるぞ!東北!! ツーリング[鵜ノ子岬→尻屋崎 2]2011年5月11日

 鵜ノ子岬の勿来漁港では、夜明けとともに起きる。シュラフのみの野宿なので、撤収は簡単。ほんの5分もかからずに出発の準備完了。スズキDR-Z400Sのエンジンをかけると、まずは勿来漁港をひとまわりする。


夜明けの勿来漁港

 堤防は無事だ。まったくといっていいくらい破壊されていない。テトラポットもそのまま。漁船にも大きな被害は出ていないようだ。
 勿来漁港は鵜ノ子岬によって守られたという感じた。岬自体も大津波の痕が岩肌に生々しく残っているものの、断崖が崩れたりしている箇所はない。
 次に勿来の海水浴場に行く。きれいな砂浜がいつものようにつづいている。浜辺の監視塔もそのまま残っている。

東北太平洋岸最南端の鵜ノ子岬
勿来漁港堤防とテトラポットは無傷


 国道6号沿いの勿来温泉「関の湯」は営業中。
 白河、鼠ヶ関と並ぶ奥羽三関のひとつ、高台上の勿来関跡に行くと、乗馬姿の源義家像は健在だ。「文学歴史館」や「吹風殿」もまったく大丈夫のように見える。
 国民宿舎「勿来の関荘」も営業中。
 勿来では大津波の被害をほとんど見ることはなかった。

勿来温泉「関の湯」は営業再開!
勿来関跡の源義家像は無事



国民宿舎「勿来の関荘」は営業中!

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