5月11日(6)広野町→いわき市
投稿日:2011年6月3日
東京電力福島第1原発事故20キロ圏の大迂回作戦開始。最短路で20キロ圏の南側から北側に向かうのだ。
県道35号の広野町・楢葉町境から南、広野町側を戻り、2キロほどいったところで十字路を右折。県道249号に入っていく。浅見川沿いの道。この県道は旧浅見川林道で、そのままダートに突入し、国道399号に出ようとした。ところがダートに突入する地点で通行止。この通行止は原発事故も大地震も関係なく、それ以前からの災害復旧工事(といてっもほとんど工事らしい工事はしていないが)のためだ。
県道249号を戻り、次に五社山(685m)の南側を通る五社山林道に入っていく。五社山の登山口の駐車場を過ぎたところでダートに突入。路面のよく整備された走りやすい林道。2・9キロのダートを走り、短い舗装路を下ると、県道247号と黒森林道との分岐点に出る。
旧三森林道の県道247号は「県道」とは名ばかりで、かなりハードなダートコース。3本の林道がぶつかる分岐点から右へ、黒森林道に入っていく。最近は路面の状態は良くなっているが、以前はガレガレのダート。相当、苦労するような林道だった。
植林地帯の樹林の中を走り、さきほどの県道249号(旧浅見川林道)との分岐点を過ぎ、国道399号の名無し峠に出た。
ここから東電福島原発事故現場を中心とする20キロ圏の北側に出るには、まだまだ大変な道のりなのだ。