5月18日(11)志津川(南三陸町)
投稿日:2011年6月24日
国道45号沿いの道の駅「上品の郷」(石巻市)で体勢を整えなおす。道の駅内の温泉「ふたごの湯」(入浴料500円)に入り、道の駅に隣接したセルフのガソリンスタンドで給油し、コンビニで「コンビニ弁当」を食べる。
さて、出発。ビッグボーイを走らせ、国道45号で南三陸町の志津川に向かう。ところが国道45号は北上川河畔の柳津で通行止。三陸道に入り、終点の登米東和ICまで行き、そこから国道398号で志津川の中心街に入っていくルートになっていた。
三陸道は朝、走ったルートなので、それは避けようと国道45号の迂回ルートを行くことにする。
国道45号で北上川を渡り、すぐに右折し、北上川の堤防上の県道187号を行く。国道398号の新北上大橋の手前で左折。県道64号に入り、山間の一軒宿、追分温泉(休業中)の前を通り、ゆるやかな峠を越える。そこが石巻市と登米市の境。峠を下ると国道45号の横山に出た。
横山から国道45号を行く。
登米市と南三陸町の境の横山峠を越え、南三陸町に入った。
横山峠を下っていくと国道398号との分岐に出るが、国道398号はこの地点から北上川にかかる新北上大橋までが通行止になっている。
志津川湾の海岸に出た。海を見ながら走り、志津川の町へ。
以前は「海の畑」を思わせる養殖漁業の盛んな志津川湾だったが、養殖筏は大津波で根こそぎやられてしまった。
何もなかったかのような穏やかな海が広がっている。そんな志津川湾を見下ろす弁天崎の南三陸温泉「観洋」は無傷で残ったが、今は避難所になっていて休業中。
志津川の町中に入っていくと、茫然としてしまうような光景が広がっている。大津波に直撃された志津川の町並みはほぼ全滅し、ここだけで1000人以上もの犠牲者が出た。
2009年に来たときは漁港近くの店「しお彩」で食事をしたが、店は跡形もなかった…。