第120回 朝日スーパーライン
投稿日:2011年9月27日
2010年 林道日本一周・東日本編
三面林道でナイトランに突入
酒田に到着すると、最上川河口の飛島航路のターミナルまで行く。岸壁には飛島行きの船「とびしま」が接岸していた。酒田港を見たあと国道112号の出羽大橋で最上川を渡る。この橋が「山形の母なる流れ」最上川の一番下流にかかる橋だ。
最上川の悠々とした流れを目に焼きつけ、酒田ICで山形道に入る。スズキDR-Z400Sで山形道を突っ走り、庄内あさひICで降りる。そこから県道349号を南下。その途中にある荒沢ダム手前の荒沢の集落から花戸林道に入っていく。県道349号東側の山中を縫って走る林道だ。以前は10キロをはるかに超えるログダートだったが、今では舗装化が進んでいる。それでも8・2キロのダート距離で、まあまあおもしろく走れる林道だ。
ふたたび県道349号に出ると大鳥へ。そのまま県道349号の朝日スーパーラインを行く。かつてのロングダート、朝日スーパー林道。急速に舗装化が進んだが、山形県側、新潟県側、ともにまだダート区間は残っている。
大鳥から7・5キロ地点でダートに突入。路面は良く整備されていて走りやすい。新潟県境までの9・1キロがダートだ。新潟県側は2・2キロ、4・1キロと2区間のダート。合計するとダート区間が15・4キロの朝日スーパーライン。とくに山形県側はそこそこ走りごたえがある。
とっぷりと日の暮れた朝日スーパーラインで奥三面ダムまで下り、そこで村上に通じる県道349号と分れ、あさひ湖沿いの道を行く。舗装路がつづくが、新潟・山形県境の蕨峠の手前で三面林道のダートに突入。林道ナイトランの開始だ。
蕨峠を越えて山形県に入り、小国へと下ってく。6・4キロのダートを走りきり、集落の明かりが見えてきたときは、ホッとする一瞬だ。
小国到着は21時20分。大鳥を出発したのが18時45分だったので2時間35分、かかったことになる。その間の距離は78キロ。小国からは国道113号で新潟県に入り、国道7号に出ると新発田へ。新発田駅前到着は24時。駅前にある「新発田ニューホテルプラザ」に飛び込みで行くと泊まれた。
いやー、助かった。
部屋に入り、シャワーを浴びると、あとはもう爆睡状態。ベッドに横になるのと同時に、まるで泥沼の中に落ち込むような感じで深い眠りに落ちていった。
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 49,44,38,37,31,27,