第167回 原田山林道
投稿日:2011年12月12日
2010年 林道日本一周 千葉編
浦賀水道を超え、房総半島林道群へ
「新潟編」につづいてビッグボーイでの「千葉編」を開始。
午前4時、伊勢原を出発。平塚から海沿いの国道134号に入り、鎌倉、逗子と通って三浦半島をぐるりとまわり、5時30分、久里浜に到着。久里浜の「デニーズ」で「モーニングセット」(400円)の朝食を食べ、東京湾フェリー(1640円)の第1便、6時20分発に乗り込んだ。
天気は快晴。短い時間だが、東京湾横断の船旅を存分に楽しんだ。
7時、金谷港に到着。すぐさま内房海岸を走る国道127号を南下。明鐘岬のトンネルを走り抜けていく。鋸山(329m)が海に落ち込む地点の明鐘岬は、上総と安房を分けている。
内房の安房勝山漁港を見たあと岩井海岸へ。
長い砂浜がどこまでもつづいている。ここはなつかしの地。小学校の臨海学校で来たところ。真っ黒に日焼けして遠浅の海で泳いだ。砂浜を歩いていると、もう50年以上も前のことなのに、あの時の光景が鮮やかによみがえってくる。
岩井海岸からは国道127号を横切り、富津館山道の下をくぐり抜け、右折して小道を行ったところにある岩婦温泉「岩婦館」へ。入浴は午前10時からとのことで入れなかったが、ここも我がなつかしの温泉…。胸がキューンとしてくる。
岩婦温泉「岩婦館」の脇から原田山林道に入っていく。だが…、残念ながら全線舗装。舗装林道を走って国道127号に出た。
国道127号を北に戻り、保田(鋸南町)から鴨川に通じる房総半島横断の県道34号に入っていく。途中の山間の田では、まだ8月だというのにすでに稲刈りが終り、稲穂を干していた。この一帯は早場米地帯なのだ。
鋸南町と富津市の境の横根峠に到達。この峠を越えて房総半島の林道群に向かっていく。
「さー、行くぞ、ビッグボーイよ!」
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル関東甲信越 20→31