カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

環日本海ツーリング[84]

投稿日:2012年6月5日

10キロの寄り道で、待望のアムール川を臨む

「スラブヤンカ・モーテル」ではさんざん蚊にやられたが、いつも通り夜明けとともに起き、早朝散歩を開始。モーテル前の広い駐車場には何台もの長距離バスや大型トラックが停まっている。乗用車も次々にやってくる。大繁盛の「スラブヤンカ・モーテル」だ。
 我々のウラジミールさんの運転するサポートーカーのトラックも真夜中に到着した。
「スラブヤンカ・モーテル」の周辺には家一軒ない。
 ハバロフスクとコムソモリスク・ナ・アムーレを結ぶ街道沿いには途切れることなく森林地帯がつづいている。
 2時間ほど歩き、モーテルに戻ると朝食。黒パンと目玉焼き、ハンバーグを食べる。目玉焼きにはソバの実が添えられている。

早朝の「スラブヤンカ・モーテル」
何台もの長距離バスが停まっている


大型トラックも停まっている
「スラブヤンカ・モーテル」のまわりは一面の森林


「スラブヤンカ・モーテル」の前を通る街道
朝食の目玉焼き。ソバの実が添えられている


 9時、出発。ハバロフスクへ。
 ハバロフスクとコムソモリスク・ナ・アムーレを結ぶ街道はアムール川の東側を通っているが、川からはかなり離れているので見ることはできない。そこで街道を右折し、10キロほど走ってトロイツカヤの町まで行き、アムール川の河畔に出た。
 さすが世界の大河。対岸ははるかに遠い。
 アムール川の全長は4416キロで世界第9位、アジアでは長江、オビ川、エニセイ川、黄河、メコン川につづいて第6位の長さになる。
 スズキDR-Z400Sを川岸に止めるとカソリ、小石の散りばめられた河原に立ち、「やった!」のガッツポーズ。特別な想いでアムール川を見る。その瞬間、各地で見たアムール川のシーンが走馬灯のように目に浮かんでは消えていった。

トロイツカヤで見るアムール川
アムール川の河原に立つ!


Comments

Comments are closed.