環日本海ツーリング[150]
投稿日:2012年8月14日
韓国人の息吹きを感じる市場を歩く
東海の焼肉店での「焼肉パーティー」を終えると、町の中心街にある市場を歩く。ありがたいことに雨も上がっている。
韓国の市場歩きは楽しい。
そこでは韓国人の生活の息吹き、匂いを感じとれる。韓国人は店で買物をするよりも、市場で食料品などを買うことが多い。そのため町中を歩いていても魚屋とか肉屋、八百屋、米屋といった食料品店をあまり見かけない。
東海は日本海の港町なので、市場の中でも魚介売場を歩いた。鮮魚売場ではタチウオが一番目につく。韓国人がタチウオをよく食べるという証しのようなものだ。そのほかタラやスケトウダラ、タイ、サバ、ヒラメ、イシモチなどが並んでいる。イカ売場では生簀の中の活イカと切り身にした塩辛用のイカを売っている。ホヤがうまそう。タコもうまそう。市場で一杯やりたくなるような気分だ。
市場歩きを終えると、東海の町をプラプラ歩き、幹線の国道7号に出た。
国道7号は釜山から朝鮮半島の東海岸を縦貫し、東海から北へ、江陵、束草と通って北朝鮮国境の高城統一展望台までつづいている。なお北朝鮮側でも日本海側のこの道は国道7号で、韓国国境から元山、咸興、清津と通って中国国境まで通じている。
「東海探訪」を終えて東海港に戻ってきた。
東海の町を歩いていてもよくわかることだが、走っている車は「韓国車」オンリー、といった感じ。港の駐車場に停まっている車5台を見ても、すべて韓国車だった。
ヒュンダイが3台、KIAが2台。
まあそれはおいて、最近の韓国車はすごくよくなっている。これから先、ますます日本車との激突が激しくなることだろう。韓国車は日本車との対決の中で生き残っていけるのかどうか、これは見ものだ。韓国車の動向から目が離せない。