ニュージーランド南島ツーリング[1]
投稿日:2012年10月6日
道祖神の頼もしいスタッフ海野さん
「環日本海ツーリング」につづく「道祖神」のバイクツアー、「賀曽利隆と走る!」の第16弾目は「ニュージーランド南島ツーリング」だ。
2011年12月28日、ヘルメットを持ち、デイパックとショルダーバッグといういつもの格好で神奈川県伊勢原市の家を出る。
ニュージーランド南島の中心地、クライストチャーチには中部国際空港からシンガポール経由で飛ぶので、我が家からはまずは列車旅だ。伊勢原から小田急線で小田原に出、そこで東海道新幹線に乗り換えて名古屋へ。
小田原発16時09分の「ひかり519号」に乗ったが、車中で「道祖神」の海野和久さんに落ち合う。今回は「道祖神」のバイクツアーデスクのキャップ、海野さんが同行してくれるのだ。
さっそくカンビールをプチューッと開けて、流れゆく車窓の風景を眺めながら海野さんと話す。これがたまらなく楽しい時間だ。
海野さんは道祖神にとっては重要な戦力なのだが、その経歴はじつにおもしろい。バイク大好きな海野さんは、大学を卒業するとスズキ、ホンダ、ヤマハ、カワサキのバイクメーカー4社の入社試験を受け、スズキに入った。ちゃんとは聞かなかったが、ホンダ、ヤマハ、カワサキは落ちたのかもしれない。
人生、なかなか思い通りにはいかないもので、スズキでは2輪への配属ではなく、4輪に配属された。バイク大好きな海野さんにとっては、きっとそれが気にくわなかったのだろう、入社1年後にスズキを辞めて旅に出た。ユーラシア大陸を横断し、イギリスでバイクを買い、ヨーロッパ中をまわった。
1年以上の旅を終えて日本に帰ると、今度は8年以上、ANAの旅行社で仕事をし、そのあと道祖神に移った。そんな海野さんなので、道祖神でのバイクツアーの仕事は天職のようなもの。17時21分、名古屋着。カンビールを飲みながら海野さんの話を聞いていると、あっというまに名古屋に着いたという感じだ。
名古屋からは名鉄の「ミュースカイ」で中部国際空港(セントレア)へ。中部国際空港からの出国は初めてなので胸がワクワクする。その夜は中部国際空港前の「東横イン」に泊まった。夕食は「東横イン」に隣接した「しゃぶしゃぶダリ」。そこで海野さんと生ビールを飲みながら「牛しゃぶセット」を食べた。生ビールをクイクイ飲み干すほどに、夢はニュージーランドへと飛んでいく!