カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ニュージーランド南島ツーリング[3]

投稿日:2012年10月8日

ホテル近くの公園

135ヵ国目の国に降り立つ

 シンガポールのチャンギ空港でSQ(シンガポール航空)297便に乗り換え、19時45分に出発。ニュージーランド南島のクライストチャーチに到着したのは翌12月30日の10時30分。シンガポールからの飛行時間は9時間45分。日本とは4時間の時差があるので、日本時間では4時30分になる。中部国際空港を飛び立ってから18時間後のことだ。
 クライストチャーチの空港に降り立ったときは、新たな国にやってきた喜びが胸にこみ上げてくる。ニュージランドはぼくにとって初めての国。135ヵ国目になる。
 入国の手続きを終えると、空港内の両替所で1万円を両替。144ドル50セントになった。1NZドルは約69円。さっそくターミナルビル内の自販機のコカコーラを飲んだ。600mlが3ドル50セント(約240円)だった。
 空港からはマイクロバスで市内へ。
 ニュージランドは左側通行。ロータリーの交差点が多い。速度制限は100キロ。町中に入ると50キロになる。
 我々の泊まるホテル、「シャトー・オン・ザ・パーク」に到着。部屋に荷物を入れると、さっそくホテルの周辺を歩く。気温は15度。南緯43度のクライストチャーチは雲っているので、真夏とはいえ肌寒い。
 ニュージランド南島最大の町、人口38万人のクライストチャーチは2011年2月22日、M6・1の地震に直撃され、185人の死者を出した。町は壊滅状態になっているのではないかと不安だったが、空港から市内への道沿いではまったく地震による被害は見られなかったし、ホテル周辺でも地震による被害は見られず、「これならば大丈夫だな」とひと安心した。

シンガポールのチャンギ空港を出発
シンガポール航空の機内食


ニュージランド南島のクライストチャーチに到着
空港ターミナルビル内の自販機


クライストチャーチのホテル「シャトー・オン・ザ・パーク」
ホテル前の通りを歩く


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