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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[138]

投稿日:2013年12月26日

さすが酒田だ

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2008年12月16日

 12月16日。夜明けとともに「ホテルイン酒田」を出発。スズキの125?スクーター、アドレスV125Gリミテッドを走らせ、最上川河口の酒田港へ。天気は前日とはガラリと変わって青空が広がっている。
 飛島航路のターミナルビルに隣りあっている「海鮮どんや とびしま」でアドレスを止める。ここはうれしいことに朝の7時からやっている。朝定食を食べたが、これが大正解。ワラサの刺身とアジの焼き魚、塩辛などが出た。それに大きな器に入った魚のアラ汁(ドンガラ汁)がついていた。これで525円。さすが酒田だ。
「海鮮どんや とびしま」の朝食を食べ終わると、酒田港に近い日和山公園へ。池には酒田に空前の繁栄をもたらした日本海航路の千石船の模型が浮かんでいる。江戸時代にこの西廻り航路の日本海航路をつくり上げた河村瑞賢の像も建っている。今回の「日本一周」では河村瑞賢誕生の地、三重県の南伊勢町東宮に立ち寄り、河村瑞賢の銅像や記念碑を見た。これで南伊勢と酒田が自分の旅の中でつながった。
 日和山公園には江戸期の常夜灯と明治期の灯台(木造の六角灯台)もある。
 それと芭蕉像と、『おくのほそ道』の「暑き日を海に入れたり最上川」の芭蕉句碑も建っている。
 日和山公園から日本海へ。
 その途中では、酒田港の貨物線を跨ぐ陸橋の上から、青空をバックにして聳え立つ出羽富士の鳥海山を見た。雪の白さがまぶしかった。

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夜明けの酒田
「ホテルイン酒田」を出発


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「海鮮どんや とびしま」
「海鮮どんや とびしま」の朝定食


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日和山公園の河村瑞賢の像
日和山公園の常夜灯


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日和山公園の灯台
日和山公園の芭蕉像と芭蕉句碑


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日和山公園から見る最上川の河口
酒田港の陸橋から見る雪の鳥海山


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