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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[028]

投稿日:2014年4月20日

空海の七不思議

四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月13日
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第24番・最御崎寺の山門

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最御崎寺の鏡石

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最御崎寺の鐘

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最御崎寺の本堂

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最御崎寺の納札入

 室戸岬をひとまわりしたところで、第24番札所の最御崎寺を参拝する。
 合掌して山門(仁王門)をくぐり抜けると、境内には「空海の七不思議」のひとつといわれる「鏡石」がある。石でたたいてみる。すると冥土まで届くといわれる澄んだ音色がする。
 境内の十一面観音像、鐘楼堂、多宝塔と見てまわる。
 手水場で手を清め、鐘楼の鐘をつき、本堂を参拝する。線香立に線香をあげ、灯明台にローソクをあげ、納札を納札入の箱に入れ、数珠を手にして本堂の前に立つ。
「のうぼう、あきゃしゃ、きゃらばや、おん、ありきゃ、まりぼり、そわか」
 と真言を唱え、般若心経を上げる。最御崎寺の本尊は虚空蔵菩薩だ。そのあと大師堂を参拝する。
 本堂、大師堂での参拝が終ると納経所へ。そこで納経帳に墨書をしてもらい、朱印を押してもらう。さらに本尊の「おすがた」(御影)をいただき、御影保存帳に差し込んでいく。こうして土佐国最初の札所、第24番の最御崎寺での参拝を終えた。
 ほっとした安堵の気分でアドレスV125Gのエンジンをかけ、走り始める。室戸岬の台地を下り、国道55号に出、室戸の市街地に入った。
 最御崎寺は通称「東寺」。室戸の市街地の西にある第26番札所の金剛頂寺は「西寺」といわれている。この東寺から西寺にかけての一帯が室戸なのだという。

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最御崎寺の大師堂 納経帳 御影保存帳


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