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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[058]

投稿日:2014年6月4日

伊予の国分寺

四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月19日
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第59番の国分寺の山門跡

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国分寺の本堂

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国分寺の大師堂

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有料林道で第60番の横峰寺へ

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横峰寺の売店のキャバリア

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横峰寺の本堂

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横峰寺の大師堂

 今治近郊の第56番・泰山寺、第57番・栄福寺、第58番・仙遊寺の3ヵ所をめぐり、第59番の国分寺へ。ここは伊予の国分寺。旧国分寺跡は国指定の史跡になっている。地図を見ると、国分寺の周辺には古国分とか国分の地名がある。
 他国の国分寺同様、伊予の国分寺も当初は七堂伽藍の大寺だったが、その後、衰退してしまう。そんな国分寺の歴史を感じながら本堂と大師堂を参拝した。
 第54番の延命寺からここまでが今治市内の札所になる。
 第59番の国分寺からは国道196号を南下。小松(西条市)から山中に入っていく。有料の舗装林道(往復350円)を登り、第60番の横峰寺へ。山上の駐車場にアドレスを停めたが、そこの売店にはかわいらしいキャバリアがつながれていて、しばらくは遊んでしまった。思わず我が家の愛犬、「エリちゃん」が目に浮かび、胸がキューンとしてしまう。エリは同じキャバリアなのである。
 横峰寺は四国の最高峰、石鎚山(1982m)の北側に位置している。この寺への遍路道は最難所の「遍路転がし」といわれたほどだったが、昭和59年に林道が完成した以降、車でも登れるようになった。
 駐車場から500メートルほど山道を歩き、本堂と大師堂を参拝。権現造りの本堂は堂々とした造りだ。
 第60番の横峰寺を下り、小松に戻ると、国道11号からわずかに入ったところにある一軒宿の温泉、湯ノ谷温泉に行く。予約もせずに飛び込みで行ったのだが、宿泊OK。その上、夕食も用意してくれるという。何ともありがたいことだ。
 公衆温泉浴場にもなっている温泉から上がるとまずはビールをキューッと飲み干す。そのあとウナギの蒲焼き、タケノコ、ワラビ、ウドの煮物、サーモン、スクランブルエッグの夕食を食べた。これで1泊2食7000円。湯ノ谷温泉は「四国八十八ヵ所めぐり」のおすすめの温泉宿だ。

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湯ノ谷温泉に到着 湯ノ谷温泉で見る夕日 湯ノ谷温泉の夕食


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