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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[095]

投稿日:2014年7月27日

「捨身ヶ嶽禅定」伝説の地

四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月26日
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第73番出釈迦寺の参道

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出釈迦寺の無人市

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出釈迦寺前の溜池

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出釈迦寺の山門

 第72番の曼荼羅寺から第73番の出釈迦寺へ。その間は数100メートルほどでしかない。参道には弘法大師像。無人市では玉ネギを売っていたが、4、5個で100円は安い。山門をくぐって境内に入っていく。ここは「真魚(まお)」と名乗る弘法大師幼少時の伝説の地。ある日、一切衆生を救わんと誓願し、「我が願い叶うならば、釈迦如来よ、現れたまえ、もし叶わぬならば我が身を捨てて諸仏に供養し奉る」といって谷底へと身を投げる夢を見た。すると紫雲の雲がたなびいて釈迦如来が現れ、「一生成仏」と告げ、落下する真魚を天女が抱きとめた。境内の案内板には、そんな「捨身ヶ嶽禅定」が絵入りで紹介されている。
 つづいて第75番の甲山寺へ。真新しい山門をくぐると、手水場も完成したばかり。弘法大師は日本最大の溜池の満濃池をわずか3ヵ月で大改修したが、その報奨金の一部をあててこの寺を開創したという。甲山寺の参拝を終えると、近くのうどん店「せい麺や」で昼食。「ぶっかけうどん」(330円)を食べたが、すごい腰の強さとしこしこした歯ごたえには驚かされた。

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出釈迦寺の休憩所 出釈迦寺の本堂 出釈迦寺の大師堂

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四国巡礼150回記念碑 「捨身ヶ嶽禅定」の大師伝説 バイクでの巡礼

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第74番甲山寺の山門 甲山寺の手水場 甲山寺の本堂

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甲山寺の大師堂 甲山寺近くの「せい麺や」 昼食の「ぶっかけうどん」


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