アドレス日本巡礼[125]
投稿日:2014年8月31日
小豆島の島自慢
「小豆島八十八ヵ所めぐり」の出発点、土庄町の土庄港に戻ってきた。小豆島は東部の小豆島町(内海町と池田町の2町が合併)と西部の土庄町の2町からなっているが、土庄港は小豆島へのフェリーが発着する一番、重要な港といっていい。
なお小豆島へのフェリーだが、高松港からは土庄港(1時間、1日15便)へ、池田港(1時間、1日8便)へ、草壁港(1時間、1日5便)へと出ている。
本州側からだと姫路港から福田港(1時間40分 1日8便)へ、岡山県の日生港から大部港(55分 1日5便)へ、新岡山港から土庄港(1時間10分 1日17便)へ、宇野港から土庄港(1時間30分 1日7便)へ出ている。
土庄の「マルセ食堂」で昼食。「島じまん定食」(680円)を食べたが、さすが小豆島、じつにうまいソーメン。ソーメンは小豆島の島自慢だ。
土庄から中山へと山中に入っていく。もう一度、小豆島町に入り、第43番の浄土寺を参拝。ここには同じ境内に第45番の地蔵堂もある。つづいて第44番の湯船山へ。ここも小豆島町になる。
湯船山は殿川ダムの脇を通っていくのだが、すぐ近くには湧水の「湯船の水」があり、その下には湯船の千枚田が広がっている。
「湯船の水」には、次のように書かれた案内板が立っている。
「この豊富で清らかな湧水はどんな日照りでも涸れることのない貴重な水源として、地元の人々の飲み水や共同の洗い場の用水、さらには千枚田と呼ばれる急斜面の水田の感慨用水として、昔から大切に利用され、守られています」
瀬戸内海の島々はどこも水不足に泣かされてきたので、「湯船の水」のような湧水は貴重な存在だ。
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