アドレス日本巡礼[136]
投稿日:2014年9月14日
大坂城の石切り場
四国八十八ヵ所めぐり 2009年5月2日
県道26号の峠、馬越を越え、南の池田湾側から北の瀬戸内海側に入っていく。
小豆島は南側には町々がつづくが、北側になると集落もまばらになる。島中央の山地をはさんでの南北の違いは大きい。
第76番の金剛寺(こんごうじ)へ。山門の鐘楼門には見事な彫刻がほどこされている。それにひきかえ本堂は無造作な感じのコンクリート造り。その対比がおもしろい。本堂での参拝を終えると奥の院の三暁庵(さんぎょうあん)へ。ここではお接待の甘酒をいただいた。
第77番の歓喜寺(かんきじ)、番外の藤原寺(とうげんじ)、第78番の雲故庵(うんこあん)とめぐり、道の駅「大坂城残石公園」へ。
小豆島は日本でも有数の石の産地だが、370年前の大坂城修築の際には小豆島の石が大量に使われた。そのときに切り出され、使われることなく残された40個の残石が積み上げられている。ここの資料館(無料 9時~17時)は一見の価値あり。小豆島の地図上には石切場の丁場の位置が印され、石切りの道具類や運搬の道具類が展示されている。現在でも小豆島の瀬戸内海側には、大規模な砕石場が連続している。
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