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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[217]

投稿日:2015年1月11日

京都へと戻ってきた

西国三十三ヵ所めぐり 2009年5月18日

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逢坂山峠

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「逢坂山関址」の碑

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逢坂山峠の常夜灯

「西国33番」第14番札所の三井寺の参拝を終え、大津から京都へ。京阪の浜大津駅前からの道を登り坂を登りつめたところが逢坂山峠。そこには「逢坂山関址」の碑が建ち、小公園になっている。

 滋賀県から京都府に入る。国道1号と分れ、九条山の日ノ岡峠を越える。よく「京の七口」といわれるが、この道は「粟田口」になる。日ノ岡峠はかつては難所で、雨や雪が降れば、牛車や馬車はぬかるみに車輪をとられて立ち往生した。

 日ノ岡峠から京都の展望台の将軍塚に寄り道する。東山では一番の展望台。比叡山をはじめとする東山、さらには北山、西山の山並みと、京都盆地をとり囲む山々を一望する。京都タワーがはっきりと見える。四条河原町あたりの繁華街もよく見える。鴨川の流れが印象的だ。

 日ノ岡峠に戻り、京都市内へと峠を下っていく。東大路に出ると八坂神社前の祇園の交差点へ。八坂神社を参拝すると、祇園の花見小路をアドレスで走り抜けた。そして鴨川沿いに走り京阪三条駅前に出た。東海道の終点、三条大橋を渡り、さきほど将軍塚から見下ろした四条河原町へ。すでに日は暮れ、街には明かりが灯りはじめていた。

 四条河原町から四条通を行き、四条大宮の「なか卯」で夕食。豚汁つきの牛丼の大盛りを食べた。我が町、伊勢原の駅前にある「なか卯」と同じ味。当たり前か。夕食を食べ終わると、四条大宮の「東横イン」に泊まった。これで第1弾目の「京都→京都」、終了。走行距離は868キロ。その間では「西国33番」の14ヵ所の札所をめぐった。

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日ノ岡峠 将軍塚からの大展望 祇園の交差点

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八坂神社 花見小路 京阪三条駅前

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三条大橋 四条河原町の交差点 「なか卯」の夕食

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