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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[296]

投稿日:2015年6月27日

県境を越えて岐阜へ

西国三十三ヵ所めぐり 2009年5月27日

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米原の干拓資料館

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筑摩神社の鳥居

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筑摩神社の拝殿

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筑摩神社の本殿

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磯崎神社の鳥居

 米原といえば、昔からの交通の要衝の地だ。

 中山道と北国街道の分岐点であり、鉄道の時代になると米原は新潟県の直江津に通じる北陸本線の起点駅になり、ここで東海道本線に接続する。国道8号と国道21号の2本の幹線国道は米原で分岐し、高速道路の名神と北陸道は米原JCTで分岐する。

 そんな米原を頭に入れて米原駅前を出発。アドレスを走らせての「米原探訪」を開始。まずは入江の「干拓資料館」へ。入口には「干拓の郷」の碑が建っている。かつてこの一帯は、琵琶湖の入江内湖だった。それを干拓して広大な水田地帯が生まれた。

 さざなみ街道の県道2号に出ると、南の彦根との市境まで行ってみる。その途中にある筑摩神社と磯崎神社に参拝。筑摩神社は「日本三大奇祭」の「鍋冠まつり」で知られている。磯崎神社は日本武尊を祭神にし、祭礼の武者行列では女児は武尊の熊襲征伐の稚児姿に、男児は鎧武者姿で御旅所から磯崎神社まで渡御するという。

 米原駅に戻ると、米原宿を行く。追分には中山道と北国街道の道標が立っている。中山道への小道を行くと、国道21号に出た。そのまま国道21号を走り、県境を越えて岐阜県に入った。「西国33ヵ所」第33番の華厳寺は岐阜県内にあるのだ。

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磯崎神社の参道 磯崎神社の社殿 米原の水田地帯

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米原宿を行く 米原宿の追分 国道21号で岐阜県に入る

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