アドレス日本巡礼[299]
投稿日:2015年7月3日
伊勢神宮の親神参拝
「西国33ヵ所」第33番札所の華厳寺の参拝を終え、谷汲温泉「満願の湯」に入ると、スズキの125ccスクーター、アドレスV125Gを走らせ、来た道を引き返した。関ヶ原まで戻ると、食事処「蛇の市」で昼食。「味噌カツ定食」(950円)を食べた。
関ヶ原からは国道365号を南下。右手に鈴鹿山脈、左手に養老山地の山並みを見ながら走り、岐阜県から三重県に入る。国道306号との分岐を過ぎたところでアドレスを止め、近畿最東端の藤原岳(1144m)を眺めた。鈴鹿山脈の目立つ山だ。
国道306号と国道365号の分岐まで戻ると、国道306号で鈴鹿山脈の鞍掛峠(640m)を越える。歴史のある峠で、伊勢北部の北勢の人たちが多賀大社参拝で越えた峠。「お伊勢参らばお多賀をかけよ。お伊勢はお多賀の子でござる」といわれている。「お多賀さん」で親しまれている近江第一の大社、多賀大社は伊勢神宮の親神なのだ。
登坂能力抜群のアドレスなので、鈴鹿山脈の鞍掛峠を一気に駆け登り、峠を貫くトンネルに到達。トンネルを抜けると滋賀県。鞍掛峠は三重・滋賀県境の峠であり、関西と東海(中部)を分ける峠でもある。鞍掛峠の北の三国山(894m)は近江・美濃・伊勢3国の国境になっている。
鞍掛峠を越えて滋賀県に入ると、さらに桜峠(250m)、梨ノ木峠(200m)を越えて多賀に到着し、多賀大社を参拝した。多賀大社の祭神は伊弉那岐、伊邪那美の2神。神社の案内板には次のように書かれている。