カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

V-Strom1000で行く台湾[9]

投稿日:2015年8月31日

懐かしの温泉地

2015年8月5日(2日目)

 坪林を出発し、国道9号で宜蘭に向かう。一列に連なって走るV−ストローム軍団の走行シーンは迫力満点。国道9号は台北と宜蘭を結ぶ北宜高速道路に沿っているが、台湾では排気量に関係なく、バイクは高速道路を走れない。国道9号は広狭混在。狭路ではかなりの速度で突っ込んでくる大型トラックや大型バスが恐かった。山地を抜け出ると、太平洋岸の漁村に寄っていく。そこでは水揚げされた魚介類を見た。そして宜蘭に近い礁渓に到着。ここには礁渓温泉がある。

 2010年の「台湾一周」では、「和風」の看板を掲げた温泉宿の「礁渓館」に泊まった。日本風の温泉宿は台湾人にも人気があるようで、「和風」の看板をかかげた宿はほかにも何軒かあった。「礁渓館」は高層の温泉宿。展望浴室の湯にどっぷりつかりながら温泉街を見下ろした。そんなシーンがなつかしく思い出されてくるのだった。この時はスズキの125ccスクーターのアドレスで走った。

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▲坪林を出発

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▲山岳ルートの国道9号を行く

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▲国道9号の狭路区間

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▲太平洋岸の小さな漁港

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▲水揚げされた魚介類

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▲アナゴをさばいている

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▲宜蘭に近い礁渓に到着

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