カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

V-Strom1000で行く日本[22]

投稿日:2015年11月27日

国道1号で都内脱出

2015年9月17日(東京〜鹿児島)

 9月17日。V−ストローム1000を走らせての「東京〜鹿児島・往復」の開始だ。 4時に神奈川県伊勢原市の自宅を出発し、東名→首都高で日本橋へ。首都高は事故で大渋滞。東京・日本橋に到着したのは5時30分。5時45分に日本橋を出発したのだが、バサバサ音をたてて雨が降っている。

「東京〜鹿児島・往復」の往路編では国道1号→国道2号→国道3号を行く。復路編では国道10号→国道9号→国道8号で新潟へ。「1・2・3・10・9・8」と走り、新潟から東京に戻ってくる予定だ。

「東京〜大阪」間の国道1号はほぼ東海道に相当しているが、都内では国道15号(第一京浜)が東海道になる。日本橋から国道15号を行けば、銀座、品川を通り、ほぼ一直線に多摩川の六郷橋へと延びている。

 ところが国道1号では都内を抜け出るまでが大変だ。

 日本橋を出るとすぐに右折する。さらに大手町の交差点を左折し、日比谷の交差点を右折、警視庁のある桜田門の交差点を左折する。虎ノ門、赤羽橋と通り、慶応大学角の三田の交差点を右折し、白金の交差点は左折する。中原街道と分岐するとやっと一本道になり、環七、環八と交差して多摩川大橋で多摩川を渡る。東京の道をよく知っていないと、迷わずに国道1号で多摩川まで来るのは難しい。おまけに大渋滞の連続だ。

 多摩川を渡って神奈川県に入り、川崎から横浜へ。横浜駅の手前で国道15号と合流し、ここから先は国道1号がほぼ東海道に相当する。保土ヶ谷から戸塚へ。神奈川県に入っても大渋滞はつづき、立体交差の完成した原宿の交差点はいぜんとして激しい渋滞。茅ヶ崎市内も大渋滞。相模川を渡って平塚に入ると、やっと渋滞は緩和された。

 日本橋から68キロの平塚到着は8時45分。68キロに3時間もかかったことになる。家を出てからは4時間30分になる。我が家からまっすぐ平塚まで来れば30分もかからないのだが…。

 平塚から大磯、二宮を通り小田原へ。相変わらず音をたてて雨が降りつづいている。小田原の国道1号沿いの「ガスト」で朝食。「モーニングセット」(500円)を食べた。ひと息、入れたところで箱根峠へ。峠を越えて静岡県に入ると、雨はいっそう激しくなった。

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▲東京・日本橋を出発

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▲「ガスト」の「モーニングセット」

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▲箱根峠に到着

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▲箱根峠を越えて静岡県に入る

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