V-Strom1000で行く日本[33]
投稿日:2015年12月18日
復路編開始
「鹿児島探訪」を終えると、V−ストローム1000での、「東京〜鹿児島・往復」後半戦の開始だ。前半戦の往路編では国道1号→2号→3号の「123」で東京から鹿児島までを走ったが、後半戦の復路編では国道10号→9号→8号の「1098」で鹿児島から新潟まで走り、新潟からは国道49号で本州を横断し、最後は福島県いわき市のいわき勿来ICから常磐道で東京に戻るつもりだ。
山下町の西郷さん(西郷隆盛)の銅像の建つT字の交差点でV−ストロームを止める。ここは国道3号と国道10号の終点であり、国道58号の起点になっている。国道58号から右折して国道10号に入り、トンネルを抜けて「尚古集成館」の前を通り、右手に桜島を見ながら国道10号を北上。鹿児島市から姶良市に入る。この鹿児島・姶良の市境が旧国でいうと薩摩・大隅の国境になる。鹿児島県というと誰もがすぐに「薩摩」を連想するが、鹿児島県は薩摩ともう一国の「大隅」の2国から成っている。面積でいうと、薩摩よりも大隅の方が広い。
姶良市の加治木では龍門滝温泉に寄っていく。ここには市営温泉「龍門滝温泉」(入浴料250円)がある。「日本の滝百選」の龍門滝(高さ46m)を見ながら湯につかる。加治木からは国道10号のゆるやかな峠、滝口坂を越えて霧島市に入る。霧島市の隼人では大隅国の一宮、鹿児島神宮を参拝した。そして国分ではいったん国道10号を離れ、国道220号で日本本土最南端の佐多岬に向かった。