カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

V-Strom1000で行く日本[61]

投稿日:2016年2月2日

岩手でも道の駅巡り

2015年10月8日(東京〜青森)

 青森県の五戸から国道4号を南下。南部、三戸と走り抜け、県境の青岩大橋を渡って岩手県に入る。青森県につづいて、岩手県の道の駅を巡りの開始だ。二戸からは国道395号で猿越峠を越えて軽米へ。軽米からはさらに赤石峠を越える。V−ストローム1000を走らせての北上山地の峠越え。このあたりが最北の北上山地ということになる。

 赤石峠を下ると洋野町の道の駅「おおの」。ここでは「赤鶏ラーメン」(680円)を食べた。「赤鶏」というのは日本生まれ、洋野育ちの純和鶏だという。

 道の駅「おおの」で折り返し、再度、赤石峠を越えて軽米へ。軽米ICから八戸道に入り、一区間、高速を走って九戸ICで降る。次の道の駅「おりつめ」は、九戸ICのすぐ近くだ。道の駅「おりつめ」でスタンプを押すと、国道340号→国道395号で猿越峠を越えて二戸に戻った。二戸は岩手県北部の中心地。その中心の福岡は奥州街道の宿場町だ。

 二戸から国道4号を南下。一戸を通り、十三本木峠を越え、北上川の世界へと入っていく。岩手町の沼宮内から国道281号で大坊峠を越えて道の駅「くずまき高原」へ。ここでは人気の「くずまきワイン」を売っている。近くには「くずまき高原牧場」がある。

 道の駅「くずまき高原」から沼宮内に戻ると国道4号を南下。盛岡を走り抜け、紫波町の中心の日詰から県道25号を行く。ここからが勝負。北上川にかかる紫波橋を渡り、夕暮れの折壁峠に向かっていく。狭路の折れ曲がった峠道。難路の峠越えなので交通量は極少。折壁峠を越えて道の駅「はやちね」に到着したときは、すでにとっぷりと日は暮れ、あたりは真っ暗になっている。道の駅の明かりも消えていたが、ここのスタンプは休憩所内にあって24時間、押せるのだ。この日、最後のスタンプをスタンプ帳に押すと、誰もいない道の駅「はやちね」を後にし、来た道を引き返し、国道4号に戻った。

 紫波から国道4号を南下。花巻を通り、北上へ。北上からは国道107号に入り、北上西ICから秋田道で湯田ICへ。再度、国道107号を走り、岩手・秋田県境の巣郷峠へ。峠上の巣郷温泉「静山荘」に到達したのは20時30分。遅い時間の到着にもかかわらず、女将さんは夕食を用意して待ってくれていた。ありがたい。湯量豊富な温泉にどっぷりつかり、湯から上がると夕食をいただく。まずは湯上りのビール。ビールを飲み終わる頃には、キノコたっぷりの釜飯が炊き上がるのだった。

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▲国道4号の青岩大橋を渡って岩手県に入る

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▲国道395号で赤石峠を越える

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▲道の駅「おおの」

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▲道の駅「おおの」の「赤鶏ラーメン」

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▲道の駅「おりつめ」

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▲道の駅「おりつめ」の内部

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▲国道281号で大坊峠を越える

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▲道の駅「くずまき高原」

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▲道の駅「くずまき高原」の内部

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▲道の駅「はやちね」

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▲巣郷温泉「静山荘」に到着

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▲巣郷温泉「静山荘」の夕食

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▲湯上りのビールを飲み干す

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▲炊き上がった釜飯

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