カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

東北四端紀行[30]

投稿日:2017年3月24日

北端編 10 絶景「龍泊ライン」を走る

2009年9月10日~10月9日

龍飛崎を出発

龍飛崎を出発

 龍飛崎からはスズキDR−Z400Sを走らせて「龍泊ライン」(国道339号)を行く。絶好のワインディングルートであり、日本屈指の絶景ルートだ。拡幅されてからは一段と走りやすくなった。その途中に龍飛崎を一望する「眺瞰台」がある。そこでDRを停めた。津軽海峡の水平線上には北海道が霞んで見えている。

「眺瞰台」からは一気の下り。海岸に出ると、日本海の海岸線を一望する。日本海の名岬、権現崎(小泊岬)がひときわ目立って見える。

「龍泊ライン」(国道339号)を行く日本海の海岸線を一望。右端が権現崎日本海を見下ろす。小舟が漁をしている

「龍泊ライン」(国道339号)を行く 日本海の海岸線を一望。右端が権現崎 日本海を見下ろす。小舟が漁をしている

竜泊温泉に入る

竜泊温泉に入る

小泊漁港

小泊漁港

下前漁港のイカ釣り船

下前漁港のイカ釣り船

権現崎の尾崎神社

権現崎の尾崎神社

 竜泊温泉「青岩荘」(入浴料400円)の湯に入り、道の駅「こどまり」を通って小泊漁港へ。イカ漁で知られる小泊漁港からは、小泊半島の峠を越えて南側の下前漁港に行く。ここもイカ漁が盛んだ。

 下前漁港から権現崎へ。自動車道は崩落で通行止め。その地点にDRを停め、岬の突端まで山道を歩いていく。かなりきつい登りがつづく。ヒーヒーハーハー、肩で息をしながら登り、ついに標高217メートルの権現崎の山上(尾崎山)に到達。0メートル地点から登るのだから大変だ。ここには尾崎神社がまつられている。展望台から岬の断崖を見下ろすと、はるか下の方に白い灯台が見える。

 権現崎を下り、下前漁港に戻る。

 下前漁港からは絶景のシーサイドラインを走り、国道339号に合流。合流地点にある「おさかな海岸」で昼食にする。ここでは獲れたての魚介類を売っているが、食事もできる。「おさかな海岸定食」(1000円)を食べたが、メバル、ヒラメ、ホタテ、イカの刺身は鮮度満点。刺身の盛り合わせにイカの煮つけ、イカの塩辛、モズクなどがついた定食は超美味だ。日本海の海の幸を存分に賞味できた。

権現崎から日本海を見下ろす権現崎の灯台がはるか下に見える「おさかな海岸」の「おさかな海岸定食」

権現崎から日本海を見下ろす 権現崎の灯台がはるか下に見える 「おさかな海岸」の「おさかな海岸定食」

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