温泉めぐり日本一周[110日目]
投稿日:2018年6月5日
「夢の温泉」に泊まる
月ヶ谷温泉「月の宿」の朝湯に若林さんと一緒に入ったが、男湯と女湯が入れ替わっている。今朝の男湯は石つくりの大きな湯船。湯はとろっとしている。湯から上がると朝食。塩ジャケや玉子焼き、煮物、味噌豆腐などが見た目にもきれいな器に盛られている。日本食は「目で見るもの」。そんな朝食を食べ、そのあとは「15分寝」の朝寝だ。
9時、月ヶ谷温泉「月の宿」を出発。勝浦川の清流を眺めながら走り、勝浦の町を走り抜け、徳島に近い勝浦川の河口に出た。
第1湯目はえびすの湯温泉の日帰り湯「えびすの湯」。オープンと同時の10時到着で、「一番湯」に入れた。大浴場と露天風呂。露天風呂の奥は洞窟風呂になっている。青空のもと、気持ちよく入れる露天風呂。「えびすの湯」から上がったところで、松山に向かっていく若林さんと別れた。
一人になったカソリ、国道55号を南下し、阿南を過ぎたところで国道195号に入っていく。四ツ足峠を越えて高知県に通じる国道だ。その徳島県側にあるわじき温泉ともみじ川温泉の2湯をめぐることにする。
だが、最初のわじき温泉への入口を通り過ぎてしまい、第2湯目はもみじ川温泉の日帰り湯「もみじ川温泉」になった。大浴場と露天風呂。小さめな露天風呂につかりながら那賀川のダム湖を眺める。湯から上がると昼食。「そば米雑炊」を食べた。徳島名物の「そば米」はソバを粉にするのではなく、殻をとって米のように、粒で食べるもの。
もみじ川温泉から国道195号を戻り、第3湯目のわじき温泉の日帰り湯「わじき温泉」に入った。大浴場の石造りの湯船は深い。どっぷりと湯につかりながら那賀川の渓谷美を眺めた。わじき温泉はなかなかの湯なのだが、場所がわかりにくい。国道の入口には看板もないようなところなので、入浴客はぼく一人。貸切湯状態で大浴場の湯につかった。
国道55号まで戻ると、四国本土最東端の蒲生田岬に向かう。車1台がやっと通れる道幅。あと少しで岬に着くというところで、舗装工事で通行止め…。何ということ。よっぽど歩いていこうかと思ったが、もし歩いて往復したら、このあとの温泉にほとんど入れなくなってしまう…。そこで泣く泣く、引き返した。ということで蒲生田岬の近くにある船瀬温泉の日帰り湯「船瀬温泉保養センター」の湯には入れなかった。
国道55号を南下する。
第4湯目は日和佐の町中にある千羽温泉「ホテル千羽」の湯。大浴場と露天風呂の湯に自分一人でゆったり気分でつかった。湯から上がろうとしたとき、どどっと団体さんがやってきた。ラッキー。マイクロバスで四国八十八ヶ所の札所巡りをしている人たち。ここは23番札所薬王寺の門前なのだ。
第5湯目は鬼ヶ岩屋温泉の日帰り湯「鬼ヶ岩屋温泉」。国道からわずかに入った山中にある。いかにも鬼の岩屋という感じの大岩で覆われた建物。ここの大浴場の広さは感動的。ガラス張りの浴室は長く長く延びる。入浴客の姿はまばら。そんな大浴場にゆったりまったりつかった。
第6湯目は高知県境に近い宍喰温泉。ここでは道の駅の日帰り湯「宍喰温泉」に入った。白濁した湯。湯にはぬめりがある。浴室からは太平洋を眺めた。ここまでが徳島県の温泉になる。
国道55号で高知県に入った。さー、高知県の温泉めぐりの開始だ。
国道55号から国道493号に入り、四郎ヶ野峠を越える。SKYWAVE400でいくつものコーナーを走り抜けていく。まったくといっていいほど、交通量のない国道。やがて日が暮れる。北川村に入り、やっと集落の明かりが見えてきたときは心底、ホッとした。
第7湯目は北川温泉の日帰り湯「北川村温泉」。大浴場と露天風呂。無色透明のツルツル湯だ。
第8湯目は国道55号に出てすぐのところにある二十三士温泉の日帰り湯「二十三士温泉」。大浴場と露天風呂。ここもツルツル湯。
第9湯目は黒潮温泉。8階建ての「高知黒潮ホテル」の隣に日帰り湯「龍馬の湯」がある。大浴場と露天風呂に入り、湯から上がると夕食。「特製カレーライス」を食べた。
今晩の宿は夢の温泉。その名前がいいではないか。国道55号から国道195号に入り、土佐山田の町並みを走り抜けたところにある。到着は22時。このような遅い時間でも泊めてくれたことに感謝、感謝。ここは以前、泊まったことがあるのでなつかしい。さっそく第10湯目の「宿湯」に入ったが、以前の小さな湯船は、明るく広い湯船に変わっていた。
朝湯 | 月ヶ谷温泉「月の宿」 |
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朝食 | 月ヶ谷温泉「月の宿」 ご飯、味噌汁、塩ジャケ、玉子焼き、味噌豆腐、煮物、のり、漬物、味噌汁 |
9時 | 月ヶ谷温泉「月の宿」 |
1010湯目 | えびすの湯温泉「えびすの湯」(600円) |
「若林さん」との別れ | |
1011湯目 | もみじ川温泉「もみじ川温泉」(500円) |
昼食 | もみじ川温泉「もみじ川温泉」 「そば米雑炊」(525円) |
1012湯目 | わじき温泉「わじき温泉」(350円) |
船瀬温泉 行けず… | |
1013湯目 | 千羽温泉「千羽ホテル」(500円) |
1014湯目 | 鬼ヶ岩屋温泉「鬼ヶ岩屋温泉」(800円) |
1015湯目 | 宍喰温泉「宍喰温泉」(400円) |
高知県に入る | |
1016湯目 | 北川温泉「北川村温泉」(700円) |
1017湯目 | 二十三士温泉「二十三士温泉」(800円) |
1018湯目 | 黒潮温泉「竜馬の湯」(800円) |
夕食 | 黒潮温泉「竜馬の湯」「特製カレーライス」(600円) |
22時 | 夢の温泉「夢の温泉」(1泊朝食6000円) |
1019湯目 | 夢の温泉「夢の温泉」 |
本日の走行距離数 327キロ | |
本日の温泉入浴数 10湯 |
月ヶ谷温泉「月の宿」の朝湯に入る | 「月の宿」の朝食を食べる | えびすの湯温泉「えびすの湯」 |
若林さんとの別れ | もみじ川温泉「もみじ川温泉」 | 「もみじ川温泉」の大浴場 |
「もみじ川温泉」からの眺め | 「もみじ川温泉」の「そば米雑炊」 | これが「そば米雑炊」 |
わじき温泉「わじき温泉」 | 「わじき温泉」の大浴場 | 「わじき温泉」から見る那賀川の流れ |
四国本土最東端の蒲生田岬近くからの眺め | 千羽温泉「千羽ホテル」 | 「千羽ホテル」の露天風呂 |
「千羽ホテル」の露天風呂に入る | 鬼ヶ岩屋温泉「鬼ヶ岩屋温泉」 | 宍喰温泉「宍喰温泉」 |
北川温泉「北川村温泉」 | 二十三士温泉「二十三士温泉」 | 黒潮温泉「竜馬の湯」 |
「竜馬の湯」の「特製カレーライス」 | 夢の温泉「夢の温泉」 |