温泉めぐり日本一周［181日目］

投稿日：2019年4月2日

優子さんとの温泉めぐり

本州東部編　7日目（2007年6月26日）

　新菊島温泉「新菊島温泉ホテル」の朝湯にはいり、ご飯、味噌汁、塩ジャケ、目玉焼き、納豆、海苔、漬物の朝食を食べ、9時に出発。

　新菊島温泉には滝野沢優子さんがヤマハのセローに乗ってきてくれた。「世界一周」で使ったセロー。走行距離は10万キロを超えている！

　優子さんとの温泉めぐり開始。

　第1湯目はすぐ近くの観音温泉。「観音湯」に入る。大浴場と露天風呂。露天風呂には2つの湯船。したたるような緑の中の湯で、湯につかりながら心身ともに癒される。

　第2湯目は不動温泉「ホテルまるなか」の湯。大浴場の内風呂のみ。若干の色つき湯。ぬるぬるつるつる湯で、PH9.24という強アルカリ性の単純温泉。ここは優子さんの家の庭のようなところ。天栄村に移り住んで2年になる優子さんの家から「ホテルまるなか」までは4キロほどでしかない。ということで不動温泉にはひんぱんに入りにくるという。

　第3湯目はJR鏡石駅近くの鏡石温泉。ここでは温泉旅館「扇屋」の湯に入った。内風呂のみ。湯から上がると、これから福島まで行くという優子さんと別れた。バイクで世界中を駆けめぐり、日本人女性としては初めて単独でバイクでの「サハラ砂漠縦断」を成しとげた滝野沢優子さんは、東北のこの地がすっかり気に入ったようだ。

　第4湯目は矢吹のいやさか温泉。ここは滝野沢さんおすすめの食事処＆温泉処。食事をすると入浴料がタダになる。最初に「焼き魚定食」を食べた。アジの塩焼きがじつに美味。ぼくは猫のように（それ以上に？）、魚を上手に食べる。で、きれいに骨だけを残してうまいアジを食べた。食べ終わったところで湯に入る。内風呂と露天風呂。満ち足りた気分で湯につかる。食堂は昼飯時でほぼ満員だったのに、男湯にはほかには誰も入っていない。みなさん、食後に温泉に入っているような余裕はないのだろう。ところが女湯の方からはにぎやかな声が聞こえてくる。女性にはその余裕があるのだ。これが男と女の違い！

　第5湯目は中島温泉「ふれあいの郷」の湯。大浴場の内風呂のみ。源泉38・1度のアルカリ性単純泉。ここにはデイサービスセンターが併設されている。

　第6湯目は大村温泉「旅館大村」の湯。大浴場の内風呂のみ。温めの湯なので長湯できる。

　第7湯目は谷中温泉「谷中温泉旅館」の湯。ここは探すにちょっとてこずった。内風呂のみで濁り湯。湯には鉄粉のような湯の華が浮かんでいた。

　第8湯目は禿山温泉「立正館」の湯。内風呂のみ。小さめな湯船で無色透明の湯。次の女庭温泉の「女庭鉱泉」は「今日は女湯だけでなんですよ」ということで入れなかった。

　第9湯目は塩ノ沢温泉「塩屋旅館」の湯。内風呂のみで、無色透明な湯。次の湯ノ口温泉「双葉屋」は休業中で入れなかった。

　今晩の宿は真弓温泉の一軒宿「太田旅館」。飛び込みで行ったのだが、ありがたいことに夕食も用意してくれた。まずは第10湯目の「宿湯」に入る。さっぱりしたところで食堂へ。湯上りのビールのうまさといったらない。飲み終わったところで、ショウガ醤油でカツオの刺身を食べた。そのあと塩ジャケ、串カツ、グラタンなどを食べた。夕食を食べ終わって部屋に戻っても、まだ8時前…。久ぶりに優雅な時間を過ごした。

本日のデータ　料金等は当時のものです
朝湯	新菊島温泉「新菊島温泉ホテル」
朝食	新菊島温泉「新菊島温泉ホテル」　ご飯、味噌汁、塩ジャケ、目玉焼き、納豆、海苔、漬物
9時	新菊島温泉「新菊島温泉ホテル」を出発
	出会い　滝野沢優子さん
1819湯目	観音湯温泉「観音湯」（700円）
1820湯目	不動温泉「ホテルまるなか」（300円）
1821湯目	鏡石温泉「扇屋」（300円）
1822湯目	いやさか温泉「いやさか」（無料・食事をすると入れる）
昼食	いやさか温泉「いやさか」　焼魚定食（1000円）
1823湯目	中島温泉「ふれあいの郷」（400円）
1824湯目	大村温泉「旅館大村」（500円）
1825湯目	谷中温泉「谷中温泉旅館」（500円）
1826湯目	禿山温泉「立正館」（500円）
	女庭温泉（休業中）
1827湯目	塩ノ沢温泉「塩屋旅館」（500円）
	湯ノ口温泉「双葉屋」（休業中）
18時45分	真弓温泉「太田旅館」（1泊2食6300円）
1828湯目	真弓温泉「太田旅館」
夕食	真弓温泉「太田旅館」　ご飯、味噌汁、カツオの刺身、塩ジャケ、串カツ、グラタン
本日の走行距離数　131キロ
本日の温泉入浴数　10湯