温泉めぐり日本一周[223日目]
投稿日:2019年8月22日
さらば、東北よ!
さかい温泉「さゆり荘」の朝湯に入る。大浴場と露天風呂。浴室からは伊南川の谷間を一望。湯から上がるとご飯、味噌汁、塩ジャケ、納豆、ヒジキの煮物、山菜の煮物、山菜の和え物、漬物の朝食を食べ、9時、さかい温泉「さゆり荘」を出発する。
昨夜の大雨がうそのように晴れ渡っている。
第1湯目は古町温泉「赤岩荘」の湯。ほぼ無色透明の湯。以前、入ったときは真っ赤な湯の色だった。ナトリウム塩化物泉でかなり濃い味がする。源泉は53・1度。露天風呂にはまだ湯が張られていないので入れなかった。
第2湯目は小豆温泉「窓明の湯」。大浴場には大風呂のほかに何種もの湯船がある。それらにひとつづつ入っていく。無色透明の湯。露天風呂にも入る。
第3湯目は尾瀬桧枝岐温泉。ここではぼくの好きな共同浴場「駒の湯」に入った。ふんだんに木を使った建物。大浴場と露天風呂。露天風呂からは目の前を流れる桧枝岐川の清流を眺める。
桧枝岐からは大規模林道(全線舗装)で第4湯目の木賊温泉へ。河原の共同浴場「岩風呂」に入る。屋根つきの混浴露天風呂。湯温の違う2つの湯船。熱い湯が岩孔からプクプクと湧き出ている。
木賊温泉からは唐沢峠を越えて第5湯目の湯ノ花温泉へ。ここには共同浴場が4か所にあるが、そのうちの「石の湯」に入った。川岸の湯屋には自然の大岩が入り込んでいる。ここも混浴。この湯もやはり自然湧出で、57.6度という高温湯が湯船に流れ込んでいる。
第6湯目はたかつえ温泉「白樺の湯」に入り、中山峠を越えた。
第7湯目は会津高原温泉「夢の湯」。館内の男女別の内風呂に入ったあと、次に混浴の露天風呂へ。湯につかりながら荒海川の流れを見下ろした。ここをもって奥会津の温泉めぐりの終了だ。
会津高原駅の「憩の家」で昼食の「チャーシュー麺」を食べ、国道121号で山王峠を越えて関東に入った。その瞬間、夢の世界から現実の世界に引き戻されたかのような寂しさ、悲しさを感じ、胸が詰まるような思いをした。
「さらば、東北よ!」
国道400号で尾頭峠を越え、塩原温泉郷を走り抜け、国道4号に出る。
第8湯目は上河内温泉「梵天の湯」。大浴場と露天風呂。ともに無色透明の湯。大浴場には各種の湯船がある。ここは公営の大規模な温泉施設だ。
第9湯目は宇都宮温泉の「極楽湯」。「極楽湯」は久しぶりで青森以来。大浴場と露天風呂。ともに無色透明の湯。大浴場には各種湯船がある。露天風呂は大岩風呂だ。湯から上がるとここで夕食。「カツカレー」を食べた。
20時15分、今晩の宿、真岡井頭温泉「チャットパレス」に到着。明日は「本州東部編」の最終日。胸にグッとこみあげてくるものがある。第10湯目の宿湯から上がると、カンビールで乾杯。自分で自分に「よくやったよな!」の言葉をかけた。
朝湯 | さかい温泉「さゆり荘」 |
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朝食 | さかい温泉「さゆり荘」 ご飯、味噌汁、塩ジャケ、納豆、ヒジキの煮物、山菜の煮物、山菜の和え物、漬物 |
9時 | さかい温泉「さゆり荘」を出発 |
山口温泉(定休日) | |
2375湯目 | 古町温泉「赤岩荘」(600円) |
2376湯目 | 小豆温泉「窓明の湯」(850円) |
2377湯目 | 尾瀬檜枝岐温泉「駒乃湯」(500円) |
2378湯目 | 木賊温泉「岩風呂」(200円) |
2379湯目 | 湯ノ花温泉「石湯」(200円) |
2380湯目 | たかつえ温泉「白樺の湯」(500円) |
中山峠(峠越え) | |
2381湯目 | 会津高原温泉「夢の湯」(500円) |
会津滝ノ原温泉「三滝温泉」(入浴のみ不可) | |
昼食 | 会津高原駅の「憩の家」 チャーシュー麺(700円) |
山王峠(峠越え) | |
栃木県に入る | |
2382湯目 | 上河内温泉「梵天の湯」(500円) |
2383湯目 | 宇都宮温泉「極楽湯」(500円) |
夕食 | 宇都宮温泉「極楽湯」カツカレー(680円) |
20時15分 | 真岡井頭温泉「チャットパレス」(1泊朝食9075円) |
2384湯目 | 真岡井頭温泉「チャットパレス」 |
本日の走行距離数 227キロ | |
本日の温泉入浴数 10湯 |
さかい温泉「さゆり荘」の朝湯に入る | 「さゆり荘」の朝食 | 「さゆり荘」を出発 |
古町温泉「赤岩荘」 | 小豆温泉「窓明の湯」の大浴場 | 尾瀬檜枝岐温泉「駒乃湯」 |
「駒乃湯」の大浴場 | 大規模林道で木賊温泉へ | 木賊温泉の「岩風呂」 |
唐沢林道の唐沢峠 | たかつえ温泉「白樺の湯」 | 「白樺の湯」の内風呂 |
高杖高原 | 会津高原温泉「夢の湯」の混浴露天風呂 | 会津高原駅 |
会津高原駅「憩の家」の「チャーシュー麺」 | 山王峠を越える | 宇都宮温泉「極楽湯」の「カツカレー」 |