カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

温泉めぐり日本一周[267日目]

投稿日:2020年2月23日

熊石の中心で愛を叫ぶ!

北海道編 43日目(2007年10月2日)

 モッタ海岸温泉「モッタ海岸温泉」の朝湯に入る。内風呂と露天風呂。露天風呂からは朝日を浴びた日本海を見る。ここは日本でも屈指のラジウム泉。湯から上がると、ご飯、味噌汁、焼魚、筋子、佃煮、目玉焼き、ナス、漬物の朝食を食べ、8時30分に出発。

 国道229号を行く。茂津田岬を通って瀬棚へ。

 瀬棚到着は9時。瀬棚港近くのせたな温泉は10時からなので出直すことにした。

 昨晩、泊まるつもりにしていた北檜山温泉は2日間の臨時休業で今日も入れなかった。

 北檜山から渡島半島横断の国道230号で美利河峠まで行き、その間の温泉をめぐる。

 第1湯目はねとい温泉「ねとい温泉」の湯。国道230号から2キロほど入ったところにある一軒宿の温泉。内風呂のみで無色透明の湯。

 第2湯目は今金温泉「あったからんど」の湯。今金の町外れにある。塩分の濃い若干の色つき湯。浴室からは石庭を見る。

 第3湯目は種川温泉「種川温泉」の湯。ここは大浴場の内風呂のみ。ほぼ無色透明の湯で塩分が濃い。

 これらの3湯に入ったところで美利河峠へ。

 美利河峠の近くには巨大な美利河ダムがある。ダムは巨大だが、ダム湖は小さい。

 美利河ダムを過ぎたところで、第4湯目のピリカ温泉「クアプラザピリカ」の湯に入る。大浴場と露天風呂。塩分を含んだ若干のにごり湯。露天風呂は自然度満点で、森林浴をしながらつかれる湯だ。

 ピリカ温泉でいったん国道230号を離れ、道道999号で第5湯目の奥美利河温泉へ。行き止まり地点が奥美利河温泉の「山の家」だ。正面の山並みを越えた向こうは二股温泉になる。

「山の家」で入浴料を払うと、その手前にある湯屋の湯に入る。内風呂と混浴の大露天風呂。内風呂の方は湯船の底に小石が敷詰められている。露天風呂は圧巻だ。渓流のような音をたてて岩間から膨大な湯が湯船に流れ込んでいる。源泉はジャスト適温。すごい温泉だ。

 国道230号に戻ると、美利河峠で折り返し、北檜山に戻った。

 北檜山からは再度、瀬棚に行き、第6湯目のせたな温泉「せたな町公衆温泉浴場」の湯に入った。大浴場と露天風呂。ともに無色透明の湯。湯につかりながらカソリ、「また、戻ってきたゼ!」と雄叫びをあげた。

 瀬棚から国道229号を南下する。

 第7湯目は臼別温泉「湯とぴあ臼別」の湯。国道229号から3キロほどのフラットダートで行く。ここは100円の清掃協力金を料金箱に入れるのだが、コインがない…。

「よーし、1000円にしよう!」
 と、1000円札を入れた。

 ここまで日本中の温泉にお世話になってきた。臼別温泉のみならず、日本中の温泉へのお礼の意味も込めての1000円札だ。

 男女別の露天風呂の濁り湯につかる。飲泉可。体の芯まであたたまる湯だ。

 第8湯目は貝取澗温泉「大成国民温泉保養センター」の湯。大浴場の内風呂に入る。赤っぽい湯の色。鉄粉のようなものが堆積している。以前はブチ抜きの混浴の大風呂だったが、こじんまりとした湯に変っていた。

 いよいよ熊石へ。ここが「カブタン指令第21号」のポイント。熊石はカブタン旦那の故郷なのだ。

 町中でDRを停めると、ご通行中のみなさんに、
「え〜、みなさ〜ん、カブタン旦那をよろしく!」
 と、叫んだ。

 これがカブタン指令。カブタン、恥ずかしさをかなぐり捨ててやりましたよ〜!

「カブタン指令」の任務を終えたあとは、熊石の「セイコーマート」で昼食。サンドイッチを食べると、「熊石の温泉めぐり」を開始する。

 第9湯目はひらたない温泉「あわびの湯」。国道229号からわずかに入ったところにある。大浴場と露天風呂は共に無色透明な湯。かすかな味がする。

 第10湯目は熊の湯温泉「熊の湯温泉」の露天風呂。ひらたない温泉からさらに山中へ。5キロほど行った行き止まり地点に無料湯の混浴露天風呂がある。100度近い源泉が音をたてて噴出している。男女別の脱衣所から石段を下った渓流のわきに湯船がある。かなり水を入れてやっと入れた。自然度満点。湯につかりながら眺める渓谷美は目の底に焼きついて残った。

 第11湯目は国道229号から渡島半島横断の国道277号に入り、雲石峠に向かって5キロほど行ったところにある見市温泉「見市温泉」の湯。大浴場と露天風呂。大浴場の湯は熱め、露天風呂の湯は温め。ともににごり湯だ。露天風呂からは見市川の流れを見下ろした。

 3湯の熊石の温泉に入ったあと、見市川の河口にDRを停め、日本海に落ちていく夕日を眺めた。雲ひとつない快晴の夕空。熊石の落日は最後まで形を崩すことなく、はっきりとした形のまま、スーッと海に落ちていった。

 熊石から江差へ。

 第12湯目は烏山温泉「ゆりの里活性化センター」の湯。ここは大浴場の内風呂のみ。濁り湯でツルツル湯。湯には若干の味がある。

 第13湯目はおとべ温泉「いこいの湯」。大浴場と露天風呂。有味有色の湯。浴室の壁には陶版画が飾られている。湯から上がると夕食の「中華丼」を食べた。

 第14湯目は江差温泉。「湯の華」は廃業湯になっていたので、「ぬくもり温泉」の湯に入った。無色透明の湯。飲泉可。

 江差の町からは国道227号で函館方向へ。

 第15湯目は俄虫温泉「俄虫温泉旅館」の湯。大浴場と露天風呂。無色透明の湯につかる。

 今晩の宿、うずら温泉の温泉施設「うずら温泉」に到着したのは20時50分。21時には閉まるといわれていたのでギリギリでセーフ。よかった。すぐさま第16湯目の「宿湯」に入るのだった。

 

本日のデータ 料金等は当時のものです
朝湯 モッタ海岸温泉「モッタ海岸温泉」
朝食 モッタ海岸温泉「モッタ海岸温泉」 ご飯、味噌汁、焼魚、筋子、佃煮、目玉焼き、ナス、漬物
8時30分 モッタ海岸温泉「モッタ海岸温泉」を出発
北檜山温泉(休業中)
2786湯目 ねとい温泉「ねとい温泉」(400円)
2787湯目 今金温泉「あったからんど」(390円)
2788湯目 種川温泉「種川温泉」(390円)
2789湯目 ピリカ温泉「クアプラザピリカ」(500円)
2790湯目 奥美利河温泉「山の家」(300円)
美利河峠(峠返し)
2791湯目 せたな温泉「せたな町公衆温泉浴場」(350円)
2792湯目 臼別温泉「湯とぴあ臼別」(100円)
2793湯目 貝取澗温泉「大成国民温泉保養センター」(360円)
昼食 熊石の「セイコーマート」 サンドイッチ
2794湯目 ひらたない温泉「あわびの湯」(450円)
2795湯目 熊の湯温泉「熊の湯温泉」(無料)
2796湯目 見市温泉「見市温泉」(500円)
2797湯目 鳥山温泉「ゆりの里活性化センター」(300円)
2798湯目 おとべ温泉「いこいの湯」(400円)
夕食 おとべ温泉「いこいの湯」 中華丼(500円)
2799湯目 江差温泉「ぬくもり温泉」(380円)
2800湯目 俄虫温泉「俄虫温泉旅館」(400円)
20時50分 うずら温泉「うずら温泉」(1泊朝食5500円)
2801湯目 うずら温泉「うずら温泉」
本日の走行距離数 284キロ
本日の温泉入浴数 16湯

モッタ海岸温泉「モッタ海岸温泉」の朝湯に入る「モッタ海岸温泉」の朝食「モッタ海岸温泉」を出発

モッタ海岸温泉「モッタ海岸温泉」の朝湯に入る 「モッタ海岸温泉」の朝食 「モッタ海岸温泉」を出発

ねとい温泉「ねとい温泉」の湯種川温泉「種川温泉」ピリカ温泉「クアプラザピリカ」

ねとい温泉「ねとい温泉」の湯 種川温泉「種川温泉」 ピリカ温泉「クアプラザピリカ」

「クアプラザピリカ」の湯奥美利河温泉「山の家」「山の家」の露天風呂

「クアプラザピリカ」の湯 奥美利河温泉「山の家」 「山の家」の露天風呂

「山の家」の源泉国道230号の美利河峠で峠返しせたな温泉「せたな町公衆温泉浴場」

「山の家」の源泉 国道230号の美利河峠で峠返し せたな温泉「せたな町公衆温泉浴場」

臼別温泉「湯とぴあ臼別」「湯とぴあ臼別」の湯日本海を見ながら国道229号を走る

臼別温泉「湯とぴあ臼別」 「湯とぴあ臼別」の湯 日本海を見ながら国道229号を走る

熊石の「セイコーマート」での昼食ひらたない温泉「あわびの湯」熊の湯温泉「熊の湯温泉」の源泉

熊石の「セイコーマート」での昼食 ひらたない温泉「あわびの湯」 熊の湯温泉「熊の湯温泉」の源泉

「熊の湯温泉」の露天風呂熊石の落日おとべ温泉「いこいの湯」の「中華丼」

「熊の湯温泉」の露天風呂 熊石の落日 おとべ温泉「いこいの湯」の「中華丼」

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