ジクサー150分割日本一周[35]
投稿日:2020年7月4日
境港からの「目指せ、イスタンブール!」
境港は我がなつかしの港だ。
「ジクサー150での分割日本一周」の前年、2016年7月23日には、パナマ船籍のフェリー「イースタンドリーム号」に乗ってロシアのウラジオストックに渡った。
道祖神のバイクツアー、「賀曽利隆と走る!」の第19弾目、「目指せ、イスタンブール!」の出発点が境港だった。境港の国際旅客ターミナルに参加者の13人が集合したのだ。
境港を出港した翌々日にはウラジオストックに到着。各人のバイクを走らせ、まずは「シベリア横断」を開始。カソリの相棒は「ユーラシア大陸横断」(2002年)、「サハラ砂漠縦断」(2004年〜2005年)、「韓国往復縦断」(2005年)、「シルクロード横断」(2006年)、「環日本海ツーリング」(2011年)、「アフリカ大陸縦断」(2013年)を走っているDR−Z400Sだ。
ウラジオストックを出発すると、ハバロフスク、チタ、イルクーツクを通り、シベリア最大の都市ノボシビルスクへ。
ノボシビルスクから南下し、中央アジアに入っていく。
カザフスタンのアルマトイからは「シルクロード横断」で、ウズベキスタン、トルクメニスタンを通り、イランからトルコに入った。
欧亜を分けるボスポラス海峡をフェリーで渡り、境港を出発してから46日目の9月6日、イスタンブールに到着した。境港→イスタンブールは1万4798キロだった。
境水道大橋に向かう「イースタンドリーム号」 | ロシアのウラジオストックに到着 | シベリア鉄道のウラジオストック駅 |
ウラジオストックを出発し、ハバロフスクに向かう | ヨーロッパからやってきた大型トラック | 海のように広いバイカル湖 |
シベリア横断ルートを快走! | シベリア最大の都市ノボシビルスク | ノボシビルスクを流れるオビ川 |
カザフスタンの大平原を走る | ウズベキスタンのブハラの町。ここはシルクロード要衝の地 | イランではカスピ海に昇る朝日を見た |
イラン西部の中心都市タブリーズ | トルコの高原地帯を行く | ボスポラス海峡を渡ってイスタンブールに到着! |
「環日本海ツーリング」でも境港
2011年の「環日本海ツーリング」でも、境港はきわめて重要なポイントだった。
東京を出発すると新潟へ。新潟から日本海を北上した。
青森からフェリーで北海道に渡ると、日本海を北上し、稚内に到着。稚内からフェリーでサハリンのコルサコフに渡った。
サハリンの日本海側の港、ホルムスクからフェリーでロシア本土のワニノに渡り、ワニノからハバロフスク経由でウラジオストックまで走った。
ウラジオストックからフェリーで境港へ。
境港から日本海を北上。日本海をぐるりと回り、直江津(上越市)から東京に戻った。
この全行程4922キロの「環日本海ツーリング」は、「カソリング」で連載をしていますので、どうぞご覧になってください。