ジクサー150分割日本一周[42]
投稿日:2020年7月14日
名残おしい西ノ島
隠岐島前・西ノ島の別府港に隠岐汽船のフェリー「くにが」がやってきた。西ノ島の絶景海岸、国賀海岸にちなんだ船名だ。
フェリー「くにが」に乗船する。
12時20分、「ほたるの光」が流れる別府港を出港。「ボー」っと汽笛を鳴らして、フェリー「くにが」は別府港の岸壁を離れていく。
名残おしい西ノ島。
フェリー「くにが」は西ノ島の別府港を出港すると、内海をはさんだ対岸の中ノ島の菱浦港に向かっていく。内海には波ひとつない。フェリー「くにが」に併走するように、西ノ島と中ノ島を結ぶ西ノ島町のフェリー「どうぜん」が菱浦港に向かっていく。
別府港を出港してから20分ほどで、中ノ島の菱浦港に到着。フェリー「どうぜん」も菱浦港に到着。船上から菱浦港を眺めた。西ノ島は全島が西ノ島町だが、中ノ島は全島が海士(あま)町になる。島前のもうひとつの島、知夫里島は知夫村になる。
12時50分、フェリー「くにが」は菱浦港を出港。船上から右手の中ノ島を眺める。中ノ島を過ぎると、今度は左手の西ノ島を眺める。フェリー「くにが」は西ノ島最東端の岬を通過し、島後の西郷港に向かって行く。島前と島後の間にはいくつもの島々が浮かんでいる。これらの島はすべてが無人島だ。
フェリー「くにが」は島後南端の海岸線に沿って進み、島後南東端の白崎を回り込んで西郷港へ。西郷港到着は14時だった。