ジクサー150分割日本一周[91]
投稿日:2020年9月16日
温泉をめぐり鹿児島へ
2017年4月25日。「東横イン」の朝食を食べ、熊本駅前を出発。国道3号を南下し、阿蘇山から流れてくる緑川を渡る。
気持ちのいい青空の下、ジクサー150を走らせる。
宇土、松橋(宇城市)を通り、八代へ。
八代の町を過ぎると球磨川を渡り、日奈久温泉を皮切りにして熊本県南部の温泉をめぐる。第1湯目の日奈久温泉は大きな温泉地。国道3号から温泉街の中に入っていくと、温泉旅館や温泉ホテルが建ち並ぶ。ここでは「松の湯」に入った。熱めの湯と温めの湯。日奈久温泉は熊本県内屈指の名湯だ。
国道3号の赤松太郎峠を越える。八代市と芦北町の境の峠で、トンネルを抜け出ると芦北町だ。ここでは御立岬温泉「御立岬温泉センター」の湯に入った。大浴場と露天風呂。塩分の濃い湯。それも塩辛いのではなく、甘辛い湯。湯につかりながら目の前の天草の島々を見る。
海浦から佐敷太郎峠を越え、湯浦温泉「ヘルシーパーク芦北」の湯に入る。ここは大浴場の内風呂のみ。湯のやわらかな感触が肌に残った。
湯浦温泉からは津奈木太郎峠を越えて、芦北町から津奈木町に入った。
赤松太郎峠、佐敷太郎峠、津奈木太郎峠の3峠は「三太郎峠」といわれるが、その由来を知りたいものだ。
津奈木町ではつなぎ温泉「四季彩」の湯に入った。モノレールで展望風呂へ。大浴場と露天風呂。露天風呂は崖下の岩風呂だ。
津奈木町から水俣市に入ると、県道117号で湯ノ鶴温泉へ。「四浦屋本店」の湯に入った。ここは石の湯船の内風呂のみ。熱い湯で、湯につかりながら思わず「アチチ!」と声を上げてしまう。体を動かさないようにして、じっと熱い湯につかるのだった。ここを最後に熊本県南部の温泉めぐりを終え、国道3号で鹿児島県に入った。