ジクサー150分割日本一周[128]
投稿日:2020年11月22日
東北一周編 14(2017年7月20日)
陸奥の一宮「鹽竈神社」
七ヶ浜半島を後にすると塩釜の町に入っていく。塩釜はライター泣かせの地名。市名は「塩竃」、JR東北本線の駅名は「塩釜」、JR仙石線の駅名は「西塩釜」、「本塩釜」、「東塩釜」、陸奥一宮の神社名は「鹽竈」だ。
仙台の国分寺跡、多賀城の国府跡と総社をめぐった陸奥の「国府めぐり」の最後に、塩釜の陸奥一宮の鹽竈神社を参拝する。塩釜は鹽竈神社の門前町、陸奥国府の港町として発展した。
豪壮な造りの楼門をくぐり抜けて鹽竈神社を参拝。拝殿の右側が左宮、右側が右宮になっている。さらに別宮がある。左宮には武甕槌(たけみかづち)神、右宮には経津主(ふつぬし)神、別宮には塩土老翁(しおづちのおじ)神が祀られている。塩土老翁神は塩の神で、全国に製塩を伝えたという。鹽竈神社の末社の御釜社には塩土老翁神が塩を焼いたという円形の平たい釜がある。これぞ「塩釜」だ。
鹽竈神社につづいて志波彦神社を参拝し、境内の茶店で名物の「三色団子」を食べるのだった。
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