カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ジクサー150分割日本一周[136]

投稿日:2020年12月23日

東北一周編 22(2017年7月21日)

唐桑半島に入っていく

気仙沼漁港

気仙沼漁港

 岩井崎を後にすると、国道45号を右折し、気仙沼の中心街に入っていく。南気仙沼を通り、気仙沼漁港でジクサー150を止める。今の気仙沼漁港を見たところで、唐桑半島に入っていく。

 唐桑半島南端の岬、御崎(おさき)に到達。ここには御崎神社がまつられている。御崎神社を参拝し、遊歩道を歩いて岬の突端へ。遊歩道沿いには鯨の供養塔の鯨塚がある。御崎の周辺では、かつては盛んに捕鯨がおこなわれていた証明だ。

 岬先端の灯台の先には、黒色粘板岩の岩場が幅30メートル、長さ100メートルにわたって海に突き出ている。「八艘曳」と呼ばれる岩場で、御崎神社の祭神が8艘の船を従えてこの岩に上陸したという。まさに「御崎」なのだ。

御崎の御崎神社御崎神社を参拝御崎の遊歩道

御崎の御崎神社 御崎神社を参拝 御崎の遊歩道

御崎の鯨塚御崎の灯台御崎突端の八隻曳の岩場

御崎の鯨塚 御崎の灯台 御崎突端の八隻曳の岩場

今晩の宿、御崎の国民宿舎「からくわ荘」に到着

今晩の宿、御崎の国民宿舎「からくわ荘」に到着

国民宿舎「からくわ荘」の大浴場

国民宿舎「からくわ荘」の大浴場

 御崎探訪を終えると、今晩の国民宿舎「からくわ荘」へ。大浴場の湯から上がると、食堂での夕食。これがすごいご馳走なのだ。

 まずは生ガキとホタテを食べる。刺身の船盛、ウニ、天ぷら、握りずし、煮物、貝汁。ホヤやママカリ、マンボーが円形のバスケットにのっている。最初は生ビールを飲んだが、そのあとは地酒の「蒼天伝」を飲みながら「からくわ荘」のご馳走を食べるのだった。(何とも残念なことだが、国民宿舎「からくわ荘」はこの後、平成31年3月31日に営業を終了した)

国民宿舎「からくわ荘」の夕食。まずはカキとホタテから国民宿舎「からくわ荘」の夕食はすごいご馳走だ!円形のバスケットにはホヤやママカリ、マンボーが

国民宿舎「からくわ荘」の夕食。まずはカキとホタテから 国民宿舎「からくわ荘」の夕食はすごいご馳走だ! 円形のバスケットにはホヤやママカリ、マンボーが

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